宇治の紅葉
昨日の続きです。
宇治公園から朝霧橋を渡って対岸に出ると、宇治神社、宇治上神社があり、そこからさらに少し歩くと源氏物語ミュージアムがある。このあたりの紅葉が美しかった。
まず、宇治上神社の朱塗りの鳥居にかかる紅葉。
源氏物語ミュージアムの前の紅葉は、真紅というより、オレンジ色に近く染まった葉が多い。明るい感じがしてなかなかいい。個人的にはこの色が結構好きだ。
結構写真も撮ったのだが、後から見るとあまり変わりばえしない。せっかく撮ったのでもう1枚。これもオレンジ色がかった紅葉。
真紅の葉も1枚。染まり方が違うのは、種類が違うのだろう。この前足を運んだ奈良カエデの郷ひららには、1200種類のカエデが栽培されているというから、カエデの世界も奥が深いものだ。
宇治市植物公園
この日は、宇治市植物公園にも寄っていった。ここにも紅葉はあるはずだと思い、昨日ホームページを見てみると、なんと11月23日は関西文化の日で入場無料だった。祝日で紅葉シーズンで入場無料となれば園内は混雑しているのではと思ったが、人でいっぱいというほどでもなかった。
園内ではいろいろなイベントをやっているようだったが、通り過ぎて紅葉ゾーンの方に向かう。ナンキンハゼがきれいに色づいていた。
先週から今週末までの土曜、日曜、祝日は夜間、紅葉のライトアップをするという。紅葉ゾーンはちょうど見ごろできれいだった。池があって、池の横の紅葉は夜間にライトアップされたらまた違った美しさがあるのだろうと思った。
春の桜か秋の紅葉かと言われれば、私は紅葉の方がいい。満開の桜はその美しさに圧倒されるが、紅葉は微妙な色の違いがあって見飽きない。
ぐるりと植物公園を一周。青空が広がり、気持ちのいい日だった。池の近くのラクウショウもきれいに色づいていた。この日は宇治公園周辺と植物公園でかなり歩いたが、紅葉を十分に味わうことができた。