ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023年 晩秋の風景 ⑥

朝の風景

 ここ数日は、平年並みの11月末という感じがする。平年並みと言っても、ここのところ、秋になっても季節外れの暑さが続いたりして、平年がどうだったか分からなくなってしまっている。

 月曜日から水曜日は仕事なので、朝の散歩の風景くらいしかブログに書くことがないが、目に付いたものをいくつか。

 まずは散歩コースの道の横の紅葉。いつの間にかいい色に染まっていた。ちょっとよそ見をしているうちに、季節は移っていく。

散歩コースの紅葉

 ガマの穂の爆発。フランクフルトほどの大きさのガマと、それよりずっと細いヒメガマが同居していて、はじけているのは、だいたい大きなガマの方だ。

ガマの穂の爆発

 用水路の脇から、水の上に頭を垂れるように、白い菊の花が咲いていた。小菊と呼ばれる小輪の花。地味な花だが寒さに強く、生命力はあるようだ。

白い小菊

 少し前に勢いよく生い茂っていたセイタカアワダチソウも、色あせてきている。あまり歓迎されない植物なので、枯れても誰も気に留めないのだろう。

セイタカアワダチソウも終わりに

公園の紅葉

 仕事の行き帰りの駅までの間、散策路周りに木が植えてある公園を通るのだが、木々がきれいに色づいていた。下の木など、すっかり紅葉している。これもいつの間にかといった感じだ。

公園の紅葉

 次はノムラモミジで、これは一年中葉が赤い。春先から染まっていて、秋になると逆に少しくたびれた感じになる。

ノミラモミジ

 赤く葉が染まるのはカエデだけではない。下の写真はハナミズキ。公園に二本立っていて、一本は白い花、もう一本は赤い花を咲かせる。花が咲いていない季節は実も同じで、区別がつかないのだった。

ハナミズキ