ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

全国金魚すくい選手権大会を観に行った

猛暑再び

 お盆を過ぎると夏も終わりに近づくものだが、今日は猛暑になるようだ。天気予報では、奈良の最高気温が37℃で大阪の最高気温が38℃。体温を超えると危険な暑さという感じがする。

 日曜日なので少し長めに朝の散歩をする。城跡から堀端の道をあるいたが、特に変わった景色もない。堀にはカイツブリが1羽。

カイツブリ

 いつもの散歩コースでは、この前からフェンスの網から顔をのぞかせている朝顔の花の数が増えており、なかなかいい感じで咲いていた。

アサガオの花

金魚すくい選手権大会

 私の住む奈良県大和郡山市は、金魚の町として知られているのだが、金魚すくい選手権大会というものをやっていて、コロナで2年中断したが、今年で第28回となる。今日、その全国大会が行われるというので、私は出場しないのだが観に行ってきた。去年は3年ぶりの開催だったが、まだコロナ警戒のため観客は入れなかった。したがって今年は久々の通常開催となる。

 猛暑の中、バイクで家から15分くらいのところにある会場の体育館に行く。着くと会場の外には屋台など出てなかなかの盛況のようだ。

屋台も出て

 外をマスコットキャラクターのきんとっとが、子供と写真を撮ったりしながら歩き回っている。この猛暑の中、中の人は暑いだろうなどと要らぬ心配をする。

マスコットキャラクターのきんとっと

 ちなみに、会場の大和郡山市総合公園施設多目的体育館は、いつの頃からか金魚スクエアという名前が付けられ、今は金魚スクエアが正式名称になっている。

金魚スクエア

 体育館に入り、入口でプログラムをもらい競技場に向かう。体育館の周囲にブルーシートが敷かれ、その上に金魚の入った水槽が置かれている。水槽は25番まで番号が付けられている。

金魚すくいの会場

 水槽の中入っているのは生きのいい小さな和金で、1つの水槽で4人が同時に金魚すくいを行う。

競技前の水槽

 会場の前には司会席と大型スクリーンがあり、場内の映像や予選通過者名などが映し出される。司会は関西ではよく知られているが、東京では無名という芸人のタージンで、もう一人女性のアシスタント。タージンは何と第1回からずっと司会進行役を務めていて、さすがに流暢な進行だ。

司会はタージン

 さて、大会は午前中に一般の部、午後から小中学生の部と団体戦があった。私は午前中の一般の部だけ観てきた。驚いたのはそのレベルで、予選、準決勝、決勝とあり、3分間ですくえた金魚の数を競うのだが、予選通過ラインが20匹前後という多さなのだった。水槽ごとに公認審判員とアシスタントが何人かついていて、すくった金魚の数を数える。

白熱した競技

 前のスクリーンの映像を見ると、上手い人はいっぺんに3匹、4匹とすくっていて数を稼いでいるのだった。

こんな感じ

 決勝が終わり結果発表を見ると、優勝者は107匹すくっていた。3分だから、2秒1匹より多くすくっていることになる。これはすごい。パンフレットに過去の記録が乗っていたのだが、今年は例年にもましてハイレベルであったようだ。

優勝者は100匹超え