土曜日の朝の花と鳥
土曜の朝。空は曇り空で湿度が高い。朝の散歩は気分を変えて、佐保川の堤の方まで歩いてみた。少し足を延ばすと見える景色も変わる。フェンスの金網につるを這わせてヒルガオの花が咲いていた。品のいいピンク。
アサガオやヒルガオに似ているが、細長い形状をして、白い花を咲かせる花があった。後で調べるとチョウセンアサガオだとか。
佐保川では、今朝はカルガモが泳いでいた。カルガモは渡り鳥ではないので、今の季節にいるのは不思議ではないが、20羽くらいの、数の多い群れだった。
用水路の横の草むらにはアオサギとコサギ。コサギは大きなアオサギの横に立つと小さく見える。
その横の道路に上にはケリが2羽立っていた。この鳥はやけに足が長く、足がペンキでも塗ったような黄色をしているのでその長さが際だって見える。
神野山へ
今日はバイクで涼しい山の方に行ってみようと思った。最初、青山高原あたりまで遠出しようと思ったが、少し出るのが遅かったので途中で予定変更して神野山に行き先を変えた。5月に来たので3か月ぶりになる。正暦時の横の裏道を上り県道80号線に出る。この道は車の通行量も多くなく快適だ。水間トンネルを抜けると気温が下がった感じがする。
めえめえ牧場に入り、上野駐車場にバイクを停めた。ここからの眺めもいい。ここから登ると15分ほどで神野山の山頂に着く。
ここから15分ほど歩くと山頂に着く。下の写真は八畳岩という巨石で、鍋倉渓の巨石群を天の川とすると、こと座のベガにあたるという。
山頂に登るとセミの声が聞える。おなじみのツクツクボウシに交じって聞き慣れない声がする。「ギィィィ」というような声で、私の知っているどのセミとも違う。といっても知っているのは、アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシの5種類だけなのだが。
松の木の上の方に姿が見えたので撮ってみたがうまく撮れていない。いちばんましなが下の写真。これでは分からないので、帰ってYouTubeでセミの鳴き声の動画を探して確かめると、コエゾゼミの鳴き声のようだった。
展望台には今日は誰も上っていなかった。展望台からの眺めもいいが、展望台自体もなかなか絵になるので、いつも同じようなアングルから撮ってしまう。
山頂では、アザミの花にキアゲハがとまっていた。後で写真を見ると、ちょうど翅を閉じていて、左右の翅がぴったりと合わさり、下部の模様がきれいに見えている。昆虫は鳥と違って近寄ってもあまり逃げないので撮りやすい。
せっかくめえめえ牧場に来たのだからと、羊も見て帰った。羊は初夏の頃に毛を刈るので、今はあまり毛が長くない。
ここにいる羊は2種類で、上の写真がコリデール種。羊はおとなしい動物だが、コリデール種は特に穏やかな気性らしい。まあ顔つきを見てもそうだ。下がサフォーク種。というわけで、今日は羊の写真で終わり。