ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

神野山めえめえ牧場の羊たち

連休明け

 連休が明けてまた日常に戻る。コロナへの対応が変わり、行き帰りの電車でもマスクを外す人がちらほら。

 昨日の朝はかなり肌寒かったが、今日は初夏の感じになってきた。散歩道にキンカンがなっている。少し旬から外れているがキンカンだろう。

キンカンの実

 散歩コースはいつもの風景。ツバメが飛び回っているが、デジカメの写真ではとてもとらえられない。夜明けが早くなってきてから朝食前に朝の散歩をするようになった。日が長いと少し時間を得をした気がする。

いつもの風景

めえめえ牧場

 ここからは先週金曜日の続き。神野山のめえめえ牧場編。

 神野山の頂上に登って神野寺に参り、駐車場のところに下りてきたら2時頃になっていた。めえめえ牧場のあたりをちょっと見て帰ろうかと思ったら、「ひつじの学校」という建物のところに立て看板があり、2時30分からひつじショーが行われるという。ゴールデンウィーク期間の催しらしい。これは見ておこうと思い、園内をぶらつきながら待つことにした。

めえめえ牧場の羊①

 めえめえ牧場の羊には、全身が白っぽいのと頭や手足が黒いのとがいる。鳴き声は文字通り「メェェ」だ。私は日本人なのでメェェとしか聞こえないが、羊の鳴き声の表現も国によって違う。英語では「バァバァ」、フランス語では「ベェェ」。ドイツ語や中国語は「メェメェ」で日本に近い。小さい子どもが奈良公園の鹿せんべいのようなものを持っていた。羊用に販売されているのだろうか。

めえめえ牧場の羊②

 素早く動き回ったりすることはなく、集団でいても寝そべっていたりしてのんびりした動物で、動きも体つきも顔つきも穏やかだ。芸をするというイメージはないのだが、どんなものか。

めえめえ牧場の羊③

ひつじショー

 2時30分が近づいてきたのでひつじショーの場所に行った。テントの下に畳6畳分くらいの台が置いてあり、周りに家族連れなどが40人ほど集まっている。子ども向けの催しなので私は後ろの方から見ていた。タジマさんという若い女性スタッフがマイクでショーの説明をし、建物の向こうからもう一人の女性スタッフのマツイさんに連れられ、芸をやってくれる羊のたらちゃんが入って来る。ショーといっても、一頭だけでがんばるようだ。

たらちゃん

 ひつじショーのメニューは、またの下を何回もくぐったり、お手をしたりといった地味なもので、小さなハードルを越えるというのは、できる日とできない日があるとのことで、この日は気分が乗らないようだった。ただ、羊にこれだけのことをさせるのは結構大変なようだ。

 というわけで、ひつじショーを見て帰路についたのだった。

またの下から顔をのぞかせる

最後にお手