ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

晩秋の馬見丘陵公園 ~ 其の二

行動パターンを変える

 今日から、朝の行動パターンを変えた。今までは散歩に出てから朝食を食べていたのだが、夜明けが遅くなってきて、外がどんどん暗くなるので、平日は朝食を先に食べることにした。散歩に出る時間が6時40分頃になってかなり明るさが違う。30分ずれるだけで、出会う人の顔ぶれも変わってくる。

 田畑の間の道を歩き、いつもカルガモがたくさん泳いでいる池の横を通ったのだが、今朝はカルガモが一羽もいなかった。その代わりに池の上の電線におびただしい数のスズメがとまっていた。このあたりの鳥たちの関係性にもなにかの摂理があるのだろうか。

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電線にとまっているスズメの群れ

馬見丘陵公園にて

 それでは、ここからは昨日の馬見丘陵公園の続き。

 今の時期はなかなか公園の中の大きな空間を埋め尽くす目玉となる花はないようだ。前に来た時、きれいに咲いていたコスモスはもう終わっていた。キンモクセイの匂いもない。かろうじてダリアが、盛りが過ぎて萎れているものもあるが、美しさを保っている花もあった。下の写真の花など、それほど大輪ではないが、青空を背に鮮やかな色に咲いていた。

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ダリアの花

 公園をぐるりと一周すると、紅葉がきれいである。ここは公園自体が広いので、色々な木々に交じって紅葉があり、その色づき方も一様ではないのがいい。下の写真は真っ赤に色づいた紅葉と黄色く色づきかけた紅葉。

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赤と黄色に色づく紅葉

 さすがに花に蝶がとまっているという様子は見られなかった。昆虫も今からの季節はなりを潜める時期だろう。この前来た時は、草むらから少し虫の声が聞こえていたがそれもない。と思っていると、木の幹にとまっているカマキリを発見した。冬を越すことができないのは分かっているが、最後のひとがんばりか。馬見丘陵公園は、花の少ない季節でも、その気になれば見るところは多いと感じた。

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まだ生きているカマキリ