ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

紅葉を求めて ~ 談山神社編

カルガモとマガモ

 今日は火曜日で仕事が休みの日。6時20分ごろに家を出て、ゆっくりと堀端の道を散歩した。堀には、相変わらずカルガモがたくさん泳いでいる。この池のカルガモはまったく人を警戒しない。この前の日曜日に、小学生くらいの子供が餌をやっていて、堀から岸に上がって食べに来ていた。近くから写真を撮っても逃げないので、カルガモの写真はきれいに撮れたものが多い。

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堀のカルガモたち

 歩いていると、色の違うカモが泳いでいる。頭の所に緑色が見えるので、これはマガモだろう。カメラを向けた瞬間、こちらは警戒心が強いのか、ぱっと飛び立って離れたところに行ってしまったので、遠くからの写真しか撮れなかった。マガモはメスの羽は茶色なので、真ん中にいるのがメスだろうか。ちなみに、カルガモとマガモは遺伝子的にはほとんど変わらないかなり近い親戚らしい。

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堀のマガモたち

談山神社へ

 さて、11月はできるだけ紅葉を見に行こうと思っているが、見ごろは今週来週くらいまでだろう。ところが、紅葉の名所は今の時期、休日は人でいっぱいになる。かなり以前の話だが、京都の東福寺が紅葉で有名なので足を運んだものの、あまりの人の多さに嫌になって適当に切り上げて帰ったことがある。少しでものんびりと見ようとすれば平日がいい。私は火曜が休みなのだが来週の火曜は祝日である。したがって今日はたいへん貴重な一日なのだ。

 奈良県の紅葉の名所といえばたくさんあるが、桜井市の多武峰(とうのみね)にある談山神社(たんざんじんじゃ)に行くことにした。ここはかなり以前に行った記憶があるが久しぶりである。

 山道をかなり上って行ったところに談山神社はある。駐車場にはかなり車が停まっていて、平日だが人はそこそこ多い。年配の方が多いが、若い女性のグループやカップルも結構いる。土日に来なくてよかったと思う。この神社で印象的なのは十三重塔で、十三重石塔は他にもあるが、木造のものは世界でここだけらしい。

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紅葉越しに見る十三重塔

 上の写真でも分かるように、紅葉は見ごろにあと少しという印象だった。ただ、完全に紅葉している木もあり、ちょうどいいころ合いだったかもしれない。下の写真の紅葉は建物の屋根が向こうに見え、美しかった。

 紅葉にも種類があるのか、紅葉のしかたが木によって違う。少し黄色みを帯びたものや赤黒くなるものなど。赤色の鮮やかさだけなら昨日のブログで紹介した「平成榛原子供のもり公園」の紅葉が今年見たいちばんだが、こういった寺社仏閣の紅葉は歴史的な建物とともに見ることができるのがいい。

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きれいに色づく紅葉

 それから、紅葉ではないが、境内に高さ30メートル以上ありそうなイチョウの巨木があって、きれいに色づいていた。紅葉は色の違いがあるが、イチョウは黄色一色で潔い感じがする。

 談山神社については、まだ書くことがあるので、続きは明日に。

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イチョウの巨木