水生植物公園みずの森
昨日の続き。
矢橋帰帆島を出、さざ波街道を北上して琵琶湖博物館のあたりを目指す。時計を見ると１２時半頃になっている。天気は曇り空で、夕方から雨の予報もあるので、そうゆっくりしてはいられない。
琵琶湖をすぐ左に見て湖岸を走るので、景色はいい。琵琶湖博物館は、湖岸に三角形に突き出した烏丸半島にあり、湖をテーマにした博物館としては日本最大らしい。まあ、琵琶湖が日本最大の湖なので、そうでなくては面目が立たないだろう。
琵琶湖博物館はコロナ禍ということで、入館にネットで事前予約が要るらしい。というわけで、同じ烏丸半島にある水生植物公園みずの森に入った。ここは以前も来たことがあるが、季節の花が美しい。３００円で入場券を買って中に入る。
美しいスイレン
中に入ってすぐのスペースに、様々な花が咲き乱れている。この日、目に付いたのはダリアの花。季節の花のあじさいも美しく咲いていた。
だが、なんといっても素晴らしかったのはスイレンの花である。園内すべての水槽や池にスイレンが咲き乱れている。園内の掲示を見ると、６月１５日から７月４日までが「スイレン展」の企画展となっている。いちばんいい時期に来たようだ。また、ハスの花もすばらしかった。
ところで、スイレンとハスの違い、ちゃんと説明できる人はどれくらいいるだろうか。園内に説明の掲示があった。たとえばスイレンの葉は切り込みがあるがハスの葉は切り込みがないとか、スイレンの花は水面に浮くものと水面から突き出るものがあるが、ハスの花は水面から必ず高く突き出て咲くとか、そういったことだ。まあ、両方並んで咲いていたら区別は一目瞭然である。
写真のできばえは？
最後に、写真を何枚も撮ったので、スイレンとハス、自分なりにいちばんよく撮れたものを紹介しておこう。しかしやはり、こういった自然の物は、実際に五感全てで味わうのがいちばんだと思う。
みずの森を出る時は２時を過ぎていたか。曇り空で最後少しポツリポツリと来たが、天気も大きく崩れることはなく、いい休日だった。
