敬老の日
今日は敬老の日で休み。昔は9月15日固定だったが、今は第3月曜だ。そろそろ朝晩ちょっとは涼しくと思うが、一向にそうならない。今朝は城跡の方を回る少し長めの散歩コースを歩いた。じっとりと汗をかく。
堀端の道を歩くと、猫が1匹寝そべっていた。以前は3,4匹がいつもいて仲良く戯れていたのだが、ここ2年ほど姿を見なかった。以前の猫かは分からない。
弘仁寺へ
昨日は用事で1日中家にいた、今日は近場でちょっと外出しようと思い、何となく奈良県の寺の一覧のようなサイトを見ていると、まだ足を運んだことのない寺がかなりある。その中から弘仁寺(こうにんじ)に行ってみた。弘仁寺は奈良市の南部、天理市との境あたりにある寺だ。平安時代初期の創建された真言宗の寺院で歴史は古い。山の方にバイクで行くとき、すぐ近くを通るのだが、素通りしていた。
寺は小高い山の中腹にある。道路脇に大きな駐車場がありバイクを停める。駐車場のすぐ横に藁でできたオブジェらしきものがある。
大仏のような感じだ。横に説明のプレートが立っていて、三日大仏と名づけられているらしい。
弘仁寺駐車場から、横に出ている道を5分くらい歩いたところにある。少し傾いた石碑が立っている。カエデに囲まれ、紅葉の季節は色づいてきれいだろう。
入山料は200円。山門の前に置かれている箱に入れる方式で、これは佛隆寺もそうだった。
山門をくぐると、右手に緑に囲まれた本堂の建物が見える。参拝客は私一人で、ひっそりとしている。
本堂の横にあるお堂が明星堂。
近づいて参拝した。お堂の上の方に、かなり古びた額がかかっている。
続いて本堂の方にも参拝。本堂はなかなかりっぱな建物だ、
本堂にも額がかかっている。中央にあるいちばん古びた感じの額の横に、「重要文化財美術品指定、弘仁寺算額」と書いた木札がある。算額とは何か分からない。帰ってから弘仁寺のホームページを見ると、算額とは「江戸時代の日本で、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、 神社や仏閣に奉納された額」のことらしい。ホームページを見ると、奥の院があることを見逃していたようだった。また次の機会にでも。
弘仁寺を出て、近くの白川溜池に寄って、少し歩いて午前中のうちに帰宅。遠出するのはもう少し涼しくなってからにしようと思った。