夫婦岩
昨日の続きです。
賓日館を出て、海沿いに少し歩いたら、夫婦岩のある二見興玉神社が見えてくる。このあたりの雰囲気は適度に観光客が多く、昔からの景勝地と言った感じでいい。カエルの置物が多いのは、祭神である猿田彦大神の神使がカエルであるからとのこと。
夫婦岩はあまりにも有名すぎて、たいていの人は、何回も写真で見ているだろう。来ている人は、とりあえず写真は撮っておくという感じだ。私も撮ってみた。周囲の景色も入れて1枚。
アップでもう1枚。ちがう角度からも撮ってみたが、やはりこの向きがいちばんのようだ。
これは二見興玉神社の境内社にあたる竜宮社。晴天ということもあって、海の景色はよかった。神社を出ると、めおと横丁というショッピング施設があり、その向こうが二見シーパラダイスという水族館。そのあたりをぶらついて戻った。
駅に戻る途中、置かれていたのが下の写真のようなオブジェ。カエルを形どったものだろう。後で調べると、ブージーとエルカといって、「おひなさまめぐりin二見」というイベントのマスコットキャタクターのようだ。。
松阪
帰りは松阪に寄って帰った。午後になって暑い。これは松阪城跡にある松阪市立歴史民俗資料館。小ぢんまりとした施設で、入館料も150円と安い。
展示室は1階と2階にあり、1階は松坂藩の歴史についての資料や松阪の商業についての展示。
戦争に関する展示もあった。戦争の記憶を風化させないようにというこういった展示は貴重だ。
2階は小津安二郎の松阪記念館となっている。小津安二郎は世界的にも高い評価を受けている映画監督だ。松阪は十代の頃過ごした土地だという。
記念館を出て、城跡をぶらっと歩いた。暑いので人はあまりいない。城の石垣はしっかりと残されており、本丸跡はかなり広いが、天守閣は残っていない。本丸跡からの眺めはこんな感じ。
松阪城の石垣も、伊賀上野の高石垣ほどではないがかなり高い。落ちたら命が危ない高さだが、石垣の縁には柵がない。これは伊賀上野もそうだった。三重県の城跡はみんなそうなのだろうか。もちろん景観的にはこちらの方がいい。
城跡から駅に戻り帰路に就いた。かなり歩いた一日だった。