連休
9月は連休が2回ある。敬老の日が第三月曜なので、年によっては大型連休になる時もあるが、今年のように3連休2回の方がいい。朝からいつもの通り散歩。やはりまだ涼しい朝とはいかない。
散歩コースの畑の隅に百日草が朝日を浴びてやけに色鮮やかにさいていた。
月ヶ瀬へ
土曜日は、気候のいい日は外出するのだが、ネットで奈良の9時の気温を見ると、すでに30℃。ちょっと涼しいところに行こうと、東部の山の方に向かった。正暦時の横を通る近道を上ると、県道の奈良名張線に出る。そこから水間トンネルの方に向かう。気温は下界より2,3℃くらい低い感じがする。キバナコスモスがあちらこちらで道の脇に群生している。
コスモスも咲き始めていた。高原地帯で少し涼しいということもあるのだろうか。
県道をずっと進むと、右手に神野山の方に曲がる角が見えてくる。今日はそちらには行かずに、その先を左に曲がり、月ヶ瀬の方に向かってみた。しばらく走ると、名張川が湖のようになっている場所に出る。道の脇に「湖畔の里つきがせ」という休憩所のようなところがあり、ここはいつもツーリングのバイクがたくさん停まっている。
このあたりは去年の春に訪れて以来なので、1年半ぶりになる。そのときは桜の季節で、吊り橋の周りを花が彩り、なかなかの景観だったが、今の季節もいい。吊り橋の向こうに木々の緑、そして青空。
橋の上から湖を眺めるとこんな感じ。
葛の花が咲いていた。葛は秋の七草に数えられ、8月から初秋にかけて開花する。ちょうど今の季節の花だ。
またバイクを走らせて、月ヶ瀬の中心部の方に向かった。このあたりは梅の季節以外は人の少ない場所だ。赤い橋を越えたところに「月ヶ瀬梅の資料館」という建物があった。適当に作った感じの顔はめパネルが前に置かれている。中に入ってみたが、資料の展示室は閉まっていた。
今日はそこから、JR月ヶ瀬口の駅の方に向かってみた。月ヶ瀬口駅は月ヶ瀬の中心部からかなり離れていて、京都府の南山城村にある。これを知らずに、梅の季節に駅近くに梅林があると思って月ヶ瀬口でおりたらえらい目に遭う。ちなみに、南山城村は京都府の村だが、奈良県、滋賀県、三重県と三つの県にに接していて、こういう市町村は全国でも10くらいしかないらしい。
月ヶ瀬口駅を越えたら国道163号線で、すぐそこに「お茶の京都みなみやましろ村」という道の駅があるので、寄ってみた。
ここの道の駅に立ち寄るのはかなり久しぶりで、5年前くらいに来たきりだろうか。かなり人が多くて盛況だった。南山城村は宇治茶の主産地で、道の駅から見えるところにも茶畑が広がっていた。
少し道の駅で時間をつぶし、また山の中を通って帰路についた。