連休終盤
5連休もあと2日になった。明日は朝から雨予報なのだが、今日まではなんとか外に出られそうだ。今日は貯水池の多いコースを中心に朝の散歩。アオサギが1羽池の縁に立っていた。
春先に白い花が咲いていた線路わきの梅の木に実がなっていた。花は遠目にも分かるが、実は目を凝らして見なければ分からない。
家庭菜園にイチゴの実がなりかけていた。店で売っているような大粒のものではないが、自家製のものは別のおいしさがあるのだろう。
浄瑠璃寺へ
今日は浄瑠璃寺のあたりに出かけた。好きな場所の一つなので、だいたい季節ごとに足を運ぶ感じになる。浄瑠璃寺のある加茂は京都府だが、奈良市との境にあるので近い。昔ドリームランドがあった横の道をずっと北に走り、東に曲がり山の方に上っていくと見えて来る。少し寺を通り過ぎて坂を下りたところにある地元の集会所のような場所にバイクを置いて、寺の方に向かう。
連休で人はいつもより多いが、落ち着いた雰囲気だ。ゴールデンウィークといっても、人が押し寄せる場所は決まっている。参道には土産物屋と食堂があるくらいでのどかなものだ。
道路の脇や食堂の前に猫たちが寝そべっているのもいつもの光景。白に灰色といった毛色の猫が多い。
参道を歩いて寺の境内の方に向かう。参道の周りには桜の木があるが、どの木にもサクランボがきれいになっていた。
山門も、山の中の古寺といった感じで風情がある。家族連れも来ているのに落ち着いた雰囲気なのは、ゴールデンウィークにわざわざ山の中の寺に来る人たちだからなのだろう。
浄瑠璃寺は本堂に九体の阿弥陀如来像が安置されていることから九体寺とも呼ばれる。本堂内の拝観は有料だ。私は2回ほど拝観したことがあるので、いつも境内をのんびりと回るだけにしている。庭園の眺めはどの季節に来てもいい。今日の三重塔は、前景にもみじの青葉。
浄瑠璃寺を出て、これもいつも歩いている当尾の石仏の道をぶらぶらと散策。浄瑠璃寺は人がそこそこいたが、この道は私一人で誰もいなかった。連休でも人が少ない場所はいくらでもある。
笑い仏の所まで来て、さらに進むと岩船寺の方に向かうが今日は引き返した。
当尾の里を出て、なんとなく少しだけ足を延ばそうと和束の方に向かった。加茂の駅の横から163号線に出て、北に曲がって10分ほど走ると着く。この前紅葉の季節に信楽方面に向かう途中に寄った時には木々が赤く染まってきれいだったが、今日は初夏の風景。川があり茶畑が広がり遠くに山が見える。和束は茶源郷という看板が上がっているほどの宇治茶の名産地なのだった。少し歩いているうちに、雲行きがあやしくなってきたので帰路についた