大阪城公園・京橋
昨日の続きです。
大阪城公園をひとしきり歩き、今度は大阪城公園駅に向かった。まだ大阪城の写真を上げていなかったので1枚。これは堀越しに見た景観。
大阪城公園駅は1983年開業なので、昔からあった駅ではない。私が子どもの頃は大阪城公園の最寄り駅と言えば森ノ宮だけだった。できたとき、こんなところに駅が要るのかと思った記憶がある。
次は京橋駅だ。線路の左側の道を歩く。線路が高架ではないので、すぐ横を列車が通過していく。このあたりは大阪ビジネスパークと呼ばれ、超高層ビルが林立している。その景観もなかなか美しい。
少し歩き、橋を渡ると京橋駅が近づく。京橋はJRの乗り換え駅で、京阪電車も通っており、鶴橋と同様、交通の中心となる駅の一つだ。駅の近くに慰霊碑があった。これは大阪大空襲の京橋駅爆撃被災者の慰霊碑とのこと。この駅で降りたことはあるが、このルートで来たことはなかったので初めて見た。合掌。
駅前には、飲食店、風俗店が建ち並ぶ歓楽街が広がっており、森ノ宮、大阪城公園とは雰囲気が一変する。この日通りかかった時はすでに12時を過ぎていたので、人通りも多かった。
桜ノ宮・天満
京橋の次は桜ノ宮。鶴橋や大阪城公園でも歩いたので、このあたりで結構足が疲れてきたが、もう少し。
桜ノ宮は、名前の通り春の桜で有名だが、もちろん今はその季節ではない。大川に沿って毛馬桜之宮公園という公園があり、どの季節も眺めがいい。散策している人もいて、のどかな雰囲気だった。下の写真は橋上からの大川の眺め。風が心地よい。こういった風景を見ると大阪が水都と呼ばれていたことが実感できる。
そのまま駅に寄らず天満に向かった方が早かったのだが、すべての駅に寄るという決めごとで歩いているので、桜ノ宮駅の方に向かった。小ぢんまりとした駅。
桜ノ宮の次は天満。線路脇に道がないので街中を通り、駅近くで線路沿いの道に合流する。天満駅は、天神橋筋商店街という日本一長いと言われる商店街と環状線が交わる場所にある。したがって、駅のすぐ横が商店街となっている。
商店街を少し歩いてみようかと思っていたのだが、足の疲れがかなり限界近くにきていたたので、少しのぞくだけにした。
大阪
天満を出て、ゴールの大阪へ。天満からJRの高架脇の道を歩いて行くと、大阪駅が近づいてくる。乗り換えで降りることはあるが、駅周辺を歩くのも久しぶりだ。時刻はもう1時を過ぎている。
土曜日の午後であるからか、とにかく人が多い。それから駅前に高層ビルが増えたせいか、オープンな空間が少なくなった気がする。息が詰まりそうな感じだ。
構内に入り、環状線のホームから奈良方面直通の大和路快速に乗車。なんとか座れてほっと一息、残りの半周はまたいつか。