ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 初秋の馬見丘陵公園

朝の花

 昨日の昼間は真夏のような暑さで、気温は34℃まで上がった。夜もあまり気温が下がらず、やや寝苦しさを感じる夜だった。今日は仕事が休みの日なので、田畑の中の道の長めのコースを通って朝の散歩をした。

 ある家の裏手に百日紅がきれいに咲いている、前に通った時にはその場所に百日紅があることは全く意識していなかったのだが、どうしたことか。急に花が出現するわけがないので見落としていたのか。それとも最近咲き出したのか。

ピンクの百日紅

 草むらに、かわいらしい花が咲いている。アサガオの形をしているが、大きさはずっと小さい。調べると、マメアサガオという花があるようだ。それだろうか。

マメアサガオ?

朝の鳥

 大きな池の横を通ると、カワウが水の中で羽を広げていた。この鳥が羽を広げると、大昔の始祖鳥とか怪獣映画のラドンを連想してしまう。少し歩いて貯水池の並んでいる場所を通ると、セキレイが2羽仲良くとまっていた。ハクセキレイのオスとセグロセキレイの夏羽は似ている。遠目ではっきり分からないが、頬の所が黒いのでセグロセキレイだろうか。

池の中のカワウ

セグロセキレイ

朝の猫

 白茶の猫が道の脇にいた。この場所を通ると時々見かける奴で、毛並みがよく、家でかわいがられているといった様子だ。ブロックの横からこちらを見ている。

白茶の猫

 そこから少し歩いたところの貯水池の横には三毛猫。この猫もこのあたりの飼い猫だろう。左耳がカットされている。左耳カットは不妊手術を受けたメス猫。

三毛猫

馬見丘陵公園へ

 午前中から馬見丘陵公園へ出かけた。今の時期は、秋のダリアやコスモスが盛りになる少し前の時期なので、あまり目玉となる花がないかと思ったが、そういった感じだった。ダリア園には上からビニールの日よけがされていて、入れないようになっている。ダリアは高温と強い日差しには弱いようなので、秋本番になってから公開となるのだろう。コスモスもちらほら開きかけている程度だった。コキアの上の方が少し赤くなりかけていた。

ほんのりと赤くなりかけたコキア

 彼岸花が少し咲きかけていた。もう1週間もすれば、あちらこちらで田畑のあぜ道に真っ赤な塊が見られるのだろう。田舎では、あたりが彼岸花だらけになる時期があるがすぐにそれも終わってしまう。

咲き始めた彼岸花

 この公園はしっかりと手入れがされていて、花壇には花期の長い花がいつも咲いている。下の写真の花はビンカ(ニチニチソウ)。横に名前の書いたプレートが立ててあった。涼しげな白、それからピンクもあった。私は白がよかった。

ビンカ(ニチニチソウ)

 公園のありらこちらでクズ(葛)の花が咲いていた。この花は秋の七草のひとつでもあり、お盆のあたりから9月に咲くというから、まさに今の季節の花だ。野草だが、赤紫色が目をひく。

 公園をぐるりと一周していたら暑さがこたえてきたので、昼前に帰路についた。

クズ(葛)の花