ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

初秋のなるかわ園地

台風接近だが

 台風が近づいているとのことで、朝から雨かと思っていたが晴れている。風もない。天気予報では、台風はゆっくり進んでいるようで、今日の後半くらいから天気が崩れ始め、近畿地方は明日の夜から明後日の朝がピークの様子。いつも通り朝の散歩に出かける。秋空が広がっている。

朝の青空

秋の気配

 散歩コースの原っぱに、いつの間にかススキが目立つようになっている。いつも歩く場所なのだが、ある日「いつの間にか」に気づく。

いつの間にか

 彼岸花も散歩の道の脇にちらほら。彼岸花の写真を上げられるのも、たぶんここ2週間ほどだろう。曼殊沙華という言い方もあるが、私は彼岸花と言った方がしっくりくる。彼岸の墓参りとき、田舎道に咲いている印象が強い。

彼岸花

アサガオの謎が解けた

 一昨日のブログで紹介した散歩コースのアサガオの謎が解けた。アサガオにそっくりだがアサガオではないとのことだったが、調べてみて分かった。結論を言うと「マルバアサガオ」のようだ。普通のアサガオは葉が三つに裂けたような形をしているのに対して、これはハート形をしている。花期が長く晩秋まで咲いているというのも特徴とのこと。これからはマルバアサガオと呼ぶことにする。

マルバアサガオ

大阪府民の森なるかわ園地へ

 昼過ぎまで雨は降らないようなので、ちょっと秋の空気を吸いに行こうと、大阪府民の森なるかわ園地に足を伸ばした。ゴールデンウィークにつつじを見に来て以来なので、ほぼ5か月ぶりになる。ここは矢田自然公園子どもの森の横の道から矢田丘陵、暗峠を越えて行けば近い。バイクで田園地帯を走っていると彼岸花の赤い塊があちらこちらに見える。

 土曜日とあって、なるかわ園地にはハイカーの姿が多かった。休憩所の近くに黄色い花がきれいに咲いていた。近所でもよく見るアラゲハンゴンソウかと思ったが、中心部の色が少し違う。調べるとキクイモのようだ。

キクイモの花

 赤い実が集まるようにしてついている木があった。コブシの実に似ているが、これはハクモクレンの実。人間の目から見ると似ているものが多い。

ハクモクレンの実

 木立に茶色い鳥の姿が見える。スズメより少し大きい。こんなとき、ポケットに入れているコンパクトデジカメの性能の限界を感じるがなんとか1枚。これはホオジロだろう。

ホオジロ

 「ぼくらの広場」といういちばん高い場所に登る。大阪方面の風景が絶景なのだが、今日は曇り空で見通しがよくなかった。生駒山の鉄塔はなんとか見えたが、これも青空ならもっと映えただろう。午後は雨が降りそうなので帰路についた。

生駒山上を望む