ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 梅雨時の風景 ①

梅雨空

 今日は雨は降らないようだが、朝から空は一面雲に覆われている。いつものように朝食後、6時半から朝の散歩。散歩コースの東にマンションがあり、その上に広がる灰色の雲の後ろからかすかに日がのぞいている。

雲に覆われた空から薄日がさす

サルビアの花

 散歩コースにある施設のプランターにサルビアの花が増えている。梅雨のどんよりとした空気の中に赤い色がひときわ目を引く。

サルビアの花

JRおおさか東線

 曇り空の中を疾走するJR快速。先頭車両の前部に「新大阪」の表示が見えるので、これはおおさか東線。日に数本走る。新大阪まで乗り換えなしで行くので、新幹線に乗り換えるには便利だが、天王寺あたりで降りようと思っている時に知らずに乗ると、久宝寺を過ぎてから慌てることになる。(という極めてローカルな話。)線路横の草むらに赤と青の花が見える。

JRおおさか東線の快速列車

西の京(昨日の続き)

 ここから昨日の続きを少し。けいはんな記念公園を出た後、近くのスーパー銭湯「源氏の湯」に寄り、帰りに「はま寿司」で遅めの昼食。アサリとアオサのうどん+100円皿2枚。ほぼワンコインで軽く済ませる。はま寿司はコロナ流行後、完全にタッチパネル式になり、注文したら目の前に寿司がやってくる。つまり回転式ではなくなったのだが、衛生的にも、廃棄される寿司が無くなるという意味でもこの方がいい。それから醤油が数種類置いてあるのが高ポイント。というわけで一押しなのだ。

 まだ2時半頃だったので、帰りに西の京あたりを散策することにした。佐保川沿いの駐輪できる場所にバイクを置いて、唐招提寺から薬師寺のあたりまで歩く。道路脇にユリの花がきれいに咲いていた。

西の京のユリの花

 薬師寺の写経道場の敷地に入ったところに梅の木があるが、木の下に梅の実が大量にこぼれ落ちている。ちょっともったいない気がした。

地面に落ちた梅の実

 下の写真は写経道場の敷地から見える薬師寺東塔。塔の上に立っている九輪の上部の水煙(飾りの部分)に飛天(天人や天女)が透かし彫りになっているが、青空でないことが残念。まあ、この距離なら飛天の姿も分からないが。

 最後に有名な歌。やはりこの景色には秋の青空が似合うようだ。

すゐえん の あま つ をとめ が ころもで の ひま にも すめる あき の そら かな (会津八一)   ※表記は原文のまま

薬師寺東塔