梅雨入り

梅雨入り宣言

　近畿地方も昨日梅雨入り宣言が出た。６月中旬というのはやや遅めなのだろう。朝から雨が降っている。「しとしと」と「ポツリポツリ」の間くらいの降りで、傘は要るが少し外を歩いてみる。空は一面灰色で、空気の肌触りはややひんやりして、じっとりと蒸し暑い感じではない。田植えが終わった田んぼに雨が落ちて行く。雨の日はあまり気分が上向かないがしかたない。

雨が降る田んぼ

雨の公園

　昨日仕事に行く途中、通り道の一部になっている公園で何枚か写真を撮った。ポケットからデジカメを出してボタンを押すだけだが、傘を持っていると動作が面倒で、やはり晴天がいい。

雨の公園

　赤い紫陽花が雨に濡れていた。梅雨時に咲く花だからそう思うのか、紫陽花は雨が似合う花だ。視線を上に上げると、塀の上の瓦に鳥がとまっている。色合いから見てイソヒヨドリのようだ。今年の２月に初めて名前を覚え、その後もよく見かける。名が頭に入ると姿が見えるようになるのは不思議だ。

雨に濡れた紫陽花

イソヒヨドリ

　昼間は雨がやみ、少し晴れ間も出たが、仕事の帰りはまた小雨が降り出した。気温も朝より上がりじっとりと空気が体にまとわりついてくる。梅雨を実感しながら歩いた。