雨模様の週初め
昨日から季節が逆戻りしたような気候となった。朝から小雨がぱらついているが、朝食前、傘をさして少し外を歩いてみる。田畑の中の道を歩くと、早朝から畑に出て農作業をする方がおられる。戻り梅雨は作物にとってはありがたいかもしれない。田んぼの中に白いサギ、その向こうに黄緑色の古い車体のJR列車が走る。
自然のものは、日々少しずつ変化を見せてくれる。畑のキュウリが実をつけてそろそろ食べごろになっていた。
龍王ヶ淵
ここからは一昨日の話。平成榛原子供のもり公園からの帰り道、龍王ヶ淵に寄った。ここは去年の8月終わりに来て以来で、山の中の隠れた絶景として知られたところだ。宇陀から都祁の方に続く道筋をちょっと入ったところにある。
ほとんど人はいないだろうと思ったが、なんと来てみると10台停められる駐車場はほぼいっぱいだった。私は50㏄バイクなので横のちょっと空いたスペースに置いた。景色を見るために来ている人もいるが、半分くらいは釣人である。何が釣れるのだろうか。何枚か写真を撮ったが、何ということもない出来上がり。いいカメラでそれなりの腕の人が撮れば見違えるような絵になるのだろうか。
池にスイレンが浮かんでいた。ピンクと白の色合い、それから花の開き具合がたいへんいい具合だった。
トンボがたくさん飛んでいた。アカトンボ、水色の腹をしたシオカラトンボ、それから幅広い黒い羽をもつチョウトンボ。当たり前だが、アカトンボの色がやけに赤々としていた。
ここは人気スポットなので、土日は人が多いのだろう。一度のんびりとした誰もいない時に訪れたいと思った。