山茶花の咲くころ
今朝は五日ぶりに朝、雨の気配がない。休日なので、少し遅めに六時半ごろに家を出て、長めのコースをゆっくりと散歩した。散歩コースの横に公園がある。(いつも中を通って歩いている公園とは別の公園。)ふと見ると赤い花をつけている木が何本かある。この道を通るのは十日ぶりくらいなのだが、その時は赤い花の色は目につかなかった。まだつぼみも多いので、本格的に咲くのはこれからだろう。赤い花だが落ち着いた印象を受ける。最初椿かと思ったが、椿にしては少し早いので山茶花(サザンカ)のようだ。
この公園の横の道から堀端の道を抜けて歩くと、また小さな公園があるのだが、そこには白い花が咲いていた。この木はまだ咲き始めのようで、二つだけ花が開いていた。これも山茶花だろうか。
紅葉を求めて
今週来週あたりは紅葉のきれいなところに出かけようと思い、今日は長谷寺に行くことにした。初瀬(「はせ」古くは「はつせ」)は昔から長谷寺の門前町や伊勢街道の要所として栄えた土地である。長谷寺は「花の寺」とも呼ばれ、四季折々の花の美しさで知られるが、特に初夏の牡丹と秋の紅葉が美しい。
少し遠回りになるが、バイクなので交通量が少なく自然の多い道をと思い、名阪国道横のわき道から山の中を走る。初瀬ダムのあるまほろば湖が見えてきたら、長谷寺まですぐである。景色のいいところなので、ここでバイクを置いて少し散策した。歩いている人はほとんどいない。
長谷寺に
初瀬ダムを出て長谷寺に。さすがに人が多い。ところで下世話な話になるが、長谷寺の入山料は大人500円で、これは標準的なところか。ただ、今は秋期特別拝観として本尊大観音と本坊大講堂が拝観できるのだが、拝観料が前者が1000円、後者が500円なのである。全部セットにすると少し割引になるのだが、ちょっと高い気がする。私は紅葉を見に来たので、もちろん500円で入った。平安時代には貴族たちがこぞって参拝した由緒ある古寺である。雰囲気はたいへんいい。
紅葉は?
さて、肝心の紅葉なのだが、ちょっと早いかなという感じだった。家に帰って夕刊の紅葉情報を見ると、長谷寺は「見ごろ」になっていたのだが、まだ青葉が目立つ木が多かった。下の写真など、手前の紅葉が赤く染まっていたらベストショットとなるアングルなのだが、ちょっと残念だった。
というわけで、長谷寺で紅葉が見足りなかったので、時間もまだ早かったこともあり、宇陀の方に足を延ばし、「平成榛原子供のもり公園」を訪れることにした。字数も増えてきたので、続きはまた明日以降に。(平日は話題が少ないので多分平日に)