いつもの公園で
今朝も昨日からの涼しい気候が続き、いまにも降りそうな曇り空ではあるものの、快適な朝の散歩だった。いつもの通り公園の中を歩くと、例の猫たちがいる。二匹の猫が一時期姿を消していて、また舞い戻って来たことは8月11日と28日のブログに書いた。人間でいえば年を経た夫婦が何らかの事情で離ればなれになり、住み慣れた家を離れたが、また元の鞘に収まったというところかと思っていたが、いつもと様子が違う。下の写真を見れば分かるように、猫が三匹いるのだった。
灰色の猫が二匹いる。8月28日のブログの写真と照らし合わせてみると分かるが、黒猫の以前からの相方は遠く離れている方の猫で、今、黒猫の近くにいるのは新参者の猫なのである。毛並みなどから、以前からいた灰色の猫より若い猫のように見える。
猫の世界の関係
今までの出来事を整理してみると次のようになる。
①7月上旬まで、黒猫と灰色猫は公園で仲良く座っている姿が見られたが、7月半ばから、両者ともに忽然と姿を消した。
②8月中旬に、灰色猫だけが公園の今までいた場所に戻ってきているのを目撃。
③8月下旬に、黒猫も戻ってきて、今までと同じように二匹で座っているのを目撃。
④9月上旬(今日)、新しい灰色猫が黒猫のそばにいて、以前の灰色猫は離れた場所から二匹の姿を眺めている。
それほど推理を働かせるほどのこともないようである。人間にあてはめれば、ちょっとした物語ができそうだ。この猫たちの今後の動向にも注目したい。
ファミリー公園で
さて、今日はせっかくの土曜日だが天気が不安定で、朝、Yahooの雨雲レーダーを見ると、昼ごろ奈良県を雨雲が通過するようだった。そこで午前中に、緑の中でひと歩きというわけで、いつものファミリー公園に向かった。
ファミリー公園の猫については、このブログでも何回か紹介しているが、木立の中の小道を歩くと、たいていは数匹の猫を見かける。
これも以前紹介したが、その中に一匹、元気のない猫がいる。春先から常に、もう命が危ういのではないかと思っていたのだが、行くとたいてい同じような場所に寝そべっている。それが7月の終わりを最後に姿を見なくなった。7月の後半は、溝の中に完全に体を横たえて瀕死の状態にも見えたので、写真をブログに上げるのもはばかられたほどだった。
8月は大雨が降ったり猛暑の日もあったりと、猫にとっては厳しい気候が続いたので、私も、もう完全にこの猫はあの世に行ってしまったものと思っていた。ところがなんと今日、いつもと変わらぬ様子で寝そべっていたのである。春先から、こういった生気のない様子だがずっと生き続けている。サポーターの方々のお世話があるにしても、これは一つのミステリーである。今、総裁選より猫から目が離せない。