香落渓へ
昨日の続きです。
青蓮寺ダムの駐車場を出て、香落渓を抜けて曽爾高原に向かう。香落渓は「かおちだに」と読むが、切り立った岩壁に急流の川の流れが8キロにわたって続いている。秋が深まると紅葉も美しい。その雄大な風景を左手に眺めながらバイクを走らせる。そのうちに渓谷の眺めは終わり、名張市から奈良県宇陀郡の曽爾村に入る。
曽爾高原を通ってみつえ高原牧場
曽爾高原は秋のすすきが美しい。しかしここ近年、訪れる観光客がコースから外れた道を歩きススキの育ちが悪く、美しい光景がピンチだという。この日は土曜日ではあったが、訪れている人はほとんどいなかった。体力が残っていたら山の上まで登るところだが、青蓮寺湖でかなり歩いたので、下から写真を撮るだけにして、みつえ高原牧場の方面に向かう。
みつえ高原牧場は、宇陀郡の御杖村にあり、バイクで行けば曽爾高原から10分くらいのところにある。ここは奈良県の畜産技術センターの管轄下にある牧場で、2001年にオープンした。
センターの建物内の畜舎にはぶらっと入って見て回ることはできないが、外にある牧場にかなりの数の牛たちが放牧されているので、その姿を眺めてきた。山の中でのんびりと牛を眺めるのもいいものである。黒毛の牛と白黒の牛(ホルスタイン?)が同じ柵の中にいたのだが、両者が少し離れていたのはなにかおもしろかった。牛にもグループがあるのだろうか。また茶色の牛が一頭だけおり、なにか品のある感じがしたが、気のせいか。
みつえ高原牧場から離れ、山の中の道をバイクで走っていると、野生の鹿が道のすぐ横の林の中にいた。バイクを止めてカメラを出して写真を撮ろうとしたのだげ、姿を消してしまった。まあ、奈良県に住んでいると、奈良公園に千頭をはるかに超える数の鹿がいるので鹿自体は見慣れているが、野生の鹿となると、こういった山の方に行かないと見られない。
帰りは、榛原からまた大和高原を回り、国道25号線の側道を通って帰った。自然を満喫した一日だった。
日曜のできごとはまた明日
日曜日の今日は昼前、ファミリー公園でぶらぶらしてきました。今日のできごとはまた明日にでも書きます。
「ナラネコチャンネル」アップしました。今回は大和郡山の金魚の自販機などの見どころもありますので、よろしかったら見てください!