信貴山に
今日は仕事が休みの日で天気もいい。あまり遠くないところで、山道を歩いてみたい気分だったので、バイクで信貴山に行く。信貴山といえば朝護孫子寺が有名だが、寺に向かう道を横目にさらにバイクを走らせ、信貴山のどか村方面に向かう。
のどか村といえば、バーベキューやアスレチックをしたり、動物と戯れたり、また体験教室やいちご狩りなども楽しめる農業公園で、子ども連れで一日遊ぶには格好の場所であるが、今日は寄ることはせず、のどか村を越えた辺りにバイクを置き、山の中に続く道を歩く。
山道を歩く
山道を歩いていくと、右手に大きな墓地が見えてくる。これは高安山霊園で、道の途中に霊園の裏口に通じる道もあったが、もちろん曲がることはせず、直進する。道はそう悪くなく、雨の後はぬかるみそうだが、ここ何日か好天続きということもあって快適に進む。鳥の鳴き声がよく聞こえ、もう初夏なのにうぐいすの声も交じっている。
そのうちに道の分岐点に来る。左の道を進めば恩智、右の階段を上れば高安山方面とあったので階段を上る。
階段を登って少し進むと展望台があったが、老朽化しているのか、ロープを張って上がれないようにしてあった。
展望台の横を通り過ぎ、右手に墓地を見ながらずっと進んでいくと、舗装された道になり、右手に墓地の入口が見える。これは先ほどまで見えていた高安山霊園とは違う墓地のようだ。左手の方に道は続いているので、さらに歩いて行く。途中、さらに一つ道の横に展望台があったが、これも老朽化しており、上ってみても木々にさえぎられてまったく眺望がきかない。
展望台に上る
道の終着点には、開けた場所があり、そこは近鉄西信貴ケーブルの高安山駅がある。また、近鉄バスのバス停もある。ちなみにここまでの道路は自動車専用道路なので、私のような50CCバイクでは来ることができない。
ケーブル駅の横に展望台があり、かわいらしい案内板が立っていたので登ってみる。
展望台に上ると、先客の七十代くらいのご夫婦が景色を見ながらくつろいでおられた。お二人のじゃまにならないように写真を撮る。大阪方面が一望でき、最高の景観である。天気によっては、もっとくっきりと見えるのだろう。展望台の上は初夏の風に吹かれていい気分である。
明日に続きます