雨模様
昨日の夜から降っていた雨が朝に残っても残り、朝から雨模様だった。土曜日は、できるだけ遠くに出かけるようにしているので、朝から雨が降っていたら何か一日損をしたような気分になる。朝の散歩にも出ないで、午前中は家でゴロゴロしていた。昼前には雨がやんだので午後から出かけることに。あまり遠くにも行けないので、斑鳩の方に足をむけることにした。
斑鳩の花
いつもの通り法輪寺の駐輪場にバイクを置き、斑鳩溜池の方に向かって歩いた。黄色い水仙の花が、道の脇にきれいに咲いている。
それからこの白い花は何だろうか。後ででネットで調べてみると、スノーフレークというらしい。言われてみれば、花の形が雪片に見えないこともない。和名が鈴蘭水仙なので、水仙の仲間なのだろうか。
斑鳩溜池は、この前来たときは、まだマガモがかなりいたのだが、すっかりいなくなっていて、カワウが何羽か泳いでるだけだった。冬鳥はどんどん旅立っているのだろう。
ため池の周りには桜並木がきれいに並んでいるのだが、まだつぼみが少し赤くなっているだけだった。桜の季節はもう少し後か。ただ、桜は咲き出したら早いので、1週間ほどたって訪れたら、すっかり様子が変わっているかもしれない。
法輪寺の前に戻り、法隆寺方面に向かう遊歩道を歩いた。道の脇の畑には季節の花が植えてあるが、この花も名前が分からないので後で調べる。ヒヤシンスだった。普通に聞く花の名前なのに知らなかった。
歩道を歩いていると、斑鳩町のふれあい交流センターのあたりに、白い花が咲きそろっている木が見えた。これはどう見ても桜の花だ。ここだけやけに早いと思ったら、木の下のプレートに「コヒガンザクラ」と記してあった。早咲きで、彼岸頃に咲くのでこの名前が付いたという。一足早い桜花。曇り空だったのが残念。
竜田公園の花
法隆寺のあたりまではいかずに、竜田川の方を少し歩くことにした。竜田川沿いにある竜田公園は、秋の紅葉、春の桜で有名だがその他にも花を楽しめる。
来てみると、ここの桜は早咲きではないのでまだつぼみだった。だが、椿の花がきれいに咲き揃っていた。ここの椿はヤブツバキといういちばん素朴な花だ。地面にもきれいに花が落ちていた。
1本だけ、花が大きく花の色も真っ赤な木があった。椿にはいろいろな品種があるが、これは種類が違うのだろうか。
赤い花といえば、ボケの花も咲いていた。あまり意識しないがそろそろ開花時期だ。この花の色も、真紅という表現がぴったりくる。
白い花をつけている木が何本もあった。横にプレートがあり、コブシと書いてあった。ハクモクレンとコブシは同じ仲間でよく似ているが、コブシの方が、花びらを広げるように咲く。
今日は花づくしになったが、このくらいで。