冷え込んだ朝
今朝は冷え込んだ。奈良の朝の最低気温は10℃を割った。朝の散歩も上に1枚重ね着して歩くことになる。
今日のブログは10日ほど前にさかのぼる。先々週の土曜日、10月8日に、宇治方面に行った時、帰りに宇治市植物公園に寄った。8日のブログに、植物園の話はまた後日にと書いたままだったので、その日の話でも。
宇治市植物公園
宇治市植物公園は2年ほど前に一度来たのだが、その時はコロナで行動制限がかかっていて、公開範囲が限定されていた記憶がある。
駐車場にバイクを停めて植物園入口の方に向かうと、入口までの通路からフラワーブリッジと命名され、花で飾られていた。入園料は大人600円だがJAF割引で500円に。JAF割引は結構お得感がある。
入園すると、建物の中では「おもと銘品店」というものをやっていた。オモトというのは、日本の古典園芸の一つだという。名前は知っていたが、ずらりと鉢が並んでいるのを見るとなかなかのものだ。
建物のすぐ外では、種々のトウガラシが展示してあった。「危険 激辛トウガラシ展示中 刺激が強いので実に触れないで下さい」という掲示がしてある。触れるだけで危険とは本格的だ。
園内はかなり広い。一周するだけで1㎞くらいあり、さらに道が枝分かれしている。春、夏、秋と季節のゾーンに分かれ、その中に温室や池もある。隅々まで回ると2,3時間かかりそうだったが、宇治公園周辺で歩いて足が疲れていたので、ぐるりと一周しただけに終わってしまった。
まず温室に入る。そこで見た植物を二つほど紹介。最初の赤い花は「イクソラ スーパーキング」という。実物はもっと真っ赤な印象。
次が「シロスジアマリリス」。アマリリスという歌は、小学校の時の音楽で習った。この花を見るまで、アマリリスの名はずっと頭から消えていたが、久しぶりに花の名が頭によみがえった。
温室から出て園内を歩くと、色々な木々や花がうまく配置されている。もみじが多かったが、まだ色づいてはいなかった。また様々な種類の蓮が入った鉢もたくさん置かれていたが、これも花をつけてはいない。近くに住んでいたら、年に何回か来園して、季節の花などを楽しむのにと思った。
下の木の実は「オオサンザシ」。もう茶色くなっているが、薬用植物として食用になるらしい。
園内を歩いていると、ちょうどコスモスの咲いているあたりに白い猫が歩いていた。ここの園の飼い猫だろうか。人なつっこくニャーニャーと鳴いている。
今度は、違う季節に来園してみようと思った。ホームページでその季節の見どころくらいは調べてから来てもいいかもしれない。