ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

青春18きっぷで日帰り旅 姫路編 ~ 其の二

姫路市立水族館へ

 一昨日の続き。

 手柄山中央公園に着いたのが8時半頃。その後公園内を散策していたのだが、9時過ぎになり、水族館の開館時間が来たので、水族館の方に足を向けてみることにした。水族館の近くには緑の相談所という施設があり、その周囲には花壇に色とりどりの花が咲いている。花の名前がすべて表記されているのもいい。下の写真の花はタイタンビカスと言い、モミジアオイとアメリカフヨウの交配種とのこと。

タイタンビカス

 また水族館のすぐ裏手にあたる場所には西洋の城風の建物が立っており、そこが展望台になっている。標高が50mほどあり、なかなか見晴らしがいい。其の一で上げた姫路城方面の眺望写真もそこからのものだ。

西洋の城を思わせるロックガーデン

 ここからすぐ近くに下の写真のような建物も見える。これはここに遊園地があったときの建物だろうか。ちなみに「手柄山遊園」は憩いの場として市民に親しまれていたが、2年前に施設の老朽化により閉園となったとのことだ。

こんな建物も見える

 さて、いよいよ水族館に入館する。入館料は大人520円、小中学生210円。これは水族館としてはすこぶる安い。もちろん、大阪の海遊館のような巨大水槽に魚の群れが泳いでいるといった最新の施設ではないが、子どもが十分楽しめる内容になっている。

巨大なリクガメ

 瀬戸内海にいる生き物など、身近な水の生き物の展示が多いが、見せ方に色々な工夫がなされている。ペンギンの餌やりを見ることができたり、魚に触れるコーナーがあったり、また飼育員への質問に対する答えが貼ってあったりと、子どもを連れて行くにはなかなかいい場所だという感じがした。

 ちなみに、私がカメのコーナーの横を歩いていると、ご年配のボランティアスタッフの方に話しかけられ、ちょうどカメの子どもが卵の殻を破って出てきているところだというのを教えてもらった。子どもではなく、私のような年齢の人間にも親切にしていただきありがたいことだった。

ペンギンの餌やり

魚と触れ合えるコーナーも

 水族館を出たところの建物には、モノレールが展示してあった。これは姫路モノレールといい、1966年から74年まで、姫路駅から手柄山までの1.8㎞の区間で実際に走っていたということだった。

姫路モノレール

温室植物園へ

 水族館を出て、姫路駅に戻ろうかと思ったが、手柄山温室植物園という施設があるという。まだ暑い季節だが、多分この日に見ておかないと二度と来ることはなかろうと思い、観て行くことにした、温室植物園の入園料は210円のJAF割引有で150円。JAF割引には結構お世話になる。印象に残ったのは、まず巨大サボテン。これは温室の定番メニューだろうか。

巨大サボテン

 それから、もう一つがサギソウ。ここでは年間どの季節でもサギソウの花が見られるようにしているという。この花は姫路の市花で、なるほど、名前の由来の通りシラサギに似ている。

 植物園を出て駅に向かい、いよいよ姫路の市花の由来となっている姫路城の方に足を向けることにした。

サギソウ

☆其の三に続きます!