ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

青春18きっぷで日帰り旅 赤穂・日生編 ~ 其の二

みなとの見える丘公園

 昨日の続きです。

 日生の駅から西の方に少し歩くと、「みなとの見える丘公園」という公園が高台にあり、ここからの眺めもすばらしいというので登ってみることにした。登り道に入る所に「公園まで1㎞」の表示が出ている。上り坂を1㎞はちょっときついと思ったが、坂道の途中は木立に日が遮られ、風もあったので、暑さはそれほど感じなかった。蝉がしきりに鳴いている。

公園に向かい坂道を登る

 いちばん景色のいい場所なのだが、まったく人に会わない。公園のすぐ手前のところで、一人だけ地元の方だろうか犬の散歩に来ている女性が下りて来るのに会った。「上には大きな蜂がいるので気を付けてくださいね」と声を掛けていただいた。

 公園まで登ったら、さすがに少し汗をかいていた。そこから眼下に見下ろせる風景は絶景。ただ、ちょうどこの時間帯、雲が出てきたので、あまりきれいな写真が撮れなかったのが少し残念だった。ちなみに下の写真で手前に見えるのが日生諸島と呼ばれる島々で、中央奥にぼんやり見えているのが小豆島である。

公園から眼下に広がる絶景

 遊覧船やフェリーも運航しているのだろう。沖の方から港の方に向けて進んでいく姿も鮮明に見える。

港に向かう船の姿も

 鐘があって、紐を引くと鳴るようになっていたので鳴らしてみた。想像していたよりかなり大きな音が出たので少し驚いた。

大きな音が鳴る鐘

日生を歩く

 公園から下り、街を散策した。駅前から続く広い道を歩く。海鮮系の食事処がところどころに見えるのは土地柄か。なかったのがコンビニ。駅前のメインの通りにコンビニが見えないのは新鮮だった。

 通りから海沿いに右に曲がる道を進むと、地元の海産物の直売所や海鮮料理を外の屋台のようなところで食べられる場所などがあった。牡蠣の養殖で知られる土地だけあって、牡蠣料理の店があり、牡蠣の殻を大量に積んであったりもする。

大量の牡蠣の殻が

 海沿いの道を歩いていると、11時過ぎになってきた。海鮮系の店を見ているとここで早めの昼食をとりたくなってきたが、日生から播州赤穂に戻る列車に乗れそうにないので、駅に向かうことにした。駅に戻る途中の海にいたのがアオサギ。うちの近所にはよくいるが、海に姿を現すとは知らなかった。

海のアオサギ

日生から播州赤穂へ

 日生11時53分発の列車に乗り播州赤穂へ。ざっと、赤穂に着いて昼を食べ、2時間半ほど散策という予定にしている。日生の駅のホームには人の姿はない。昼頃になり暑くなってきた。 

日生を後にする

 播州赤穂の駅の改札を出ると、やけに大きな「忠臣蔵」の額が掛けてある。そして四十七士の絵も。やはり赤穂といえば忠臣蔵だと思いながら、街に出たのだった。

播州赤穂駅

☆其の三に続きます!