休日の朝
火曜日は仕事が休みの日。のんびりとした気分で朝を迎え外を歩く。三日前とその一週間前に紹介したツバメのひなは下の写真のようになっていた。今にも飛び立ちそうである。実際はこの後しばらくの間巣を拠点にして飛ぶ練習をし、親鳥もエサを与えるとか。親のすねをかじっている学生という感じか。
矢田山へ
火曜日は近場で外を歩くようにしている。今日行った先は矢田寺。矢田丘陵にある寺で、先日行った松尾寺から、山の中の道を3キロほど歩けば到達する位置にある。今日は寺から北に1キロほどの場所にバイクを置き、自然を楽しみながら歩いた。天候は薄曇りで木々が茂っていることもありそれほど暑さは感じない。
セミがしきりに鳴いているが、なぜかある場所に来るとヒグラシの声が圧倒的になる。このセミは山の中に多く、私の家の近所ではほとんど見かけることがない。晩夏のセミだと言われているが、実際は今頃から鳴いている。物悲しい鳴き声から夏の終わりのイメージがあるのかもしれない。
矢田山と言えば、昔はカブトムシやクワガタの宝庫で、私の子供時代にはミヤマクワガタなどもたくさんいた。ミヤマは昼間でも木にとまっているので、クヌギの木を強く蹴るとパラパラ地面に落ちてくるのである。ただ、最近は山の方も環境が変化しクワガタの数も減って来た。今日歩いて発見できたのはメスのクワガタ一匹だけだった。
矢田寺へ
昆虫の姿などを見ながらぶらぶら半時間ほど歩いて矢田寺に到着する。この寺は二月に来て、寺の猫が本堂手前の古いお堂に座っていたので、YouTubeにその様子を上げた。(下に貼っておくのでよかったら見てください)
今日もいるかと思ってのぞくと猫の姿はない。考えれば当たり前で、猫はつながれているわけではないので、気分次第で場所を変えるのである。本堂に行ってお参りし、寺を後にした。
タマムシ発見
矢田寺の帰り、時間が早かったので民俗博物館の辺りを少しぶらついていると、タマムシを見つけた。タマムシは日本の甲虫の中ではいちばん美しい虫であろう。カブトムシやクワガタは、木にとまっているとき保護色になるような茶、黒系の色をしているが、なぜタマムシはこんなに見つかりやすい派手な色をしているのか。謎である。
YouTubeに上げた矢田寺の様子です