ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

和歌山方面にツーリング

和歌山方面に

 昨日のブログの続き。

 好天に恵まれ、遠出しようということで、和歌山方面にバイクを走らせた。海が見たい気分になってきたが、ちょっと家を出る時間が遅すぎた。まあ、途中まで走って決めることにする。

 国道24号線をひたすら南下。御所、五条を過ぎて橋本に入ると和歌山県。このあたりで紀ノ川を渡れば高野山や十津川方面に道は通じるのだが、そのまま直進する。午前中はそれほど暑さを感じないで風が心地よい。少し疲れが出てきたので、かつらぎ町の道の駅、紀の川万葉の里に入って休憩。ここはすぐ横に紀ノ川が流れていて眺めがよい。ここですでに11時頃になっていた。きれいな海の見えるところまで行くとすると加太か新和歌の浦あたりなのだが、時間がないので、道の駅にある観光案内図を見て行き先を考える。

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紀の川万葉の里から見た紀ノ川の眺め

 粉河寺、根来寺へ

 24号線を少し進んで右手に曲がると粉河寺があり、さらに西に進むと根来寺がある。和歌山県の寺院というと、まず真言宗の総本山、金剛峯寺のある高野山が思い浮かぶが、この二つの寺も一見の価値はあるのだろう。というわけで、まず粉河寺を目指して走る。

 24号線から右手に入り粉河寺に向かう道は、左右にみかんの畑がずっと並んでいるような場所なのだが、右手の草むらから、いきなりバイクの前をイタチが四匹ほど群れになって走って横切っていった。イタチは珍しい野生動物ではないが、四匹まとめてみたのは初めてである。そうこうしているうちに、粉河寺が見えてくる。

粉河寺の印象

 寺院の話は、細かく書いているときりがないので、印象に残ったところだけ。

 粉河寺はまず、山門が立派なのに驚いた。下の写真は大門と言っていちばん手前にある門だが、入ってしばらく行ったところに中門があり、大門には二体の仁王像が、中門には門の表と裏に二体ずつ、四体の仁王像があり、全部で六体。仁王だらけである。寺の中にある案内図がたいへん見やすかった。ちなみに、見どころはかなり多い寺だったが拝観料は無料だった。

 

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立派な粉河寺の山門

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たいへん分かりやすい粉河寺の案内図

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粉河寺 本堂

根来寺の印象

 根来寺は、粉河寺よりも寺としての規模が大きいようで、たいへん広い駐車場がある。駐車場にバイクを置き歩いて行くと、受付があり、そこで拝観料五百円を払う。下世話な話になるが、寺院で拝観料が要る寺と要らない寺があるがどこに基準があるのだろうかなどと考えながら中に入る。

 さすがに本堂をはじめとして立派な建築物で、中の仏像も荘厳で圧倒されるような雰囲気がある。ただ、個人的には、粉河寺の方がちょっとゆるい空気があり、あまり手入れされていない建物があったりして好きであった。

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根来寺 本堂

 

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根来寺 大塔

 

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6月に行った暗峠編アップしました。

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