関ヶ原ウォーランド
一昨日、昨日の続きです。
石田三成陣跡のある笹尾山を下り、最後に向かったのが関ヶ原ウォーランド。15分ほど歩いた。
この施設は「関ヶ原合戦を等身大の武将像を用いて再現した体感型資料館」とのことで、開館が1964年なのでかなり古い。15年前に来た時には、駅から遠いので存在に気付かなかったのだった。
入場料は、普段は500円だが今は風鈴まつりの開催期間で800円だった。入場してみると、朝に入った古戦場記念館とは正反対で、昭和の香り漂う昔ながらの観光地の施設の雰囲気があってこれもいい。風鈴はきれいだった。
風に鳴る音もなかなか心地よい。
ここには園内に、200体以上の武者の人形が配置されている。陣地に座る武将もいれば、馬上の武士、足軽に至るまで多様で、これは浅野祥雲という方が作製したものだという。ここは私設の資料館だというが、これだけの数の人形を作ってこんな施設を作ろうというエネルギーはすごいと思った。
それでは、いくつか紹介。まず徳川家康。これは陣地で首実験をしているところか。
次は馬上の武士。なかなか勇ましい顔つきをしている。
戦闘で刀や槍を交えている様子。
鉄砲隊もいた。
武田信玄の亡霊も登場する。公的な資料館ではなく、こういったなんでもありのところがいい。
隅の方に、なぜか薬師如来像が作ってあった。
それから、入口の近くに戦国ストラックアウトというものが置いてあったが、修理中のようで、今は稼働していなかった。
というわけで、なかなか見どころのある場所だった。ここから駅に戻ると1時半頃になっていた。最初の予定では関ヶ原から大垣方面に足を延ばそうかと思っていたのだが、歩き疲れたので無理せず帰路についた。