明日香の彼岸花
昨日の続きです。
藤原京跡から南に向かい明日香へ。このあたりの田んぼの回りがいちばん彼岸花の群生地帯で、いたるところに咲いている。バイクを停めて写真を撮ったりするが、草むらに赤い花の塊というのが変わらず、あまり変化のある写真にはならないのだった、
石舞台古墳の近くの駐輪所にバイクを停め、周辺を散策。少し歩いたところに、去年白い彼岸花が咲いていたのを思い出し、そのあたりを見て歩くと、今年も咲いていた。
明日香の彼岸花といえば、稲渕地区の棚田が知られているが、近年数が減少したことから、去年まで「彼岸花祭り」として実施してきた催しを、今年から「案山子祭り」に名称変更することになったという。
足を運んでみると、やはり彼岸花はほとんど咲いておらず、「稲渕棚田」の表示に描かれている彼岸花の花の絵だけが赤く見えていた。
案山子祭りは先週だったが、まだ道の脇にはオブジェが残っていて、見ながら散策している人も多かった。
長岳寺近辺の彼岸花
帰りは桜井から天理の方を回って帰った。道路脇の田んぼの回りには、やはり彼岸花の赤い塊が見える。長岳寺のあたりで休憩して、少し歩いてみた。山門脇の寺の名を記した石碑が新しくなっている。
山門を入って寺まで続く参道の脇にも彼岸花が咲いていた。みっしりと群生というわけではないが、こんな感じで咲いているのもいい。
天理ダムの方にちょっと寄り道して帰った。さすがに9月も終わりなので、少し高い所に上がると涼しさを感じる。ダム近くの駐車場に猫が多く、世話をしている人もいるようだ。猫のための水をいれた容器も置いてあるが、アライグマが水を飲んでいるのが見えた。