散歩コースの彼岸花
9月最後の日曜日。朝の散歩をしていたら、散歩コースに彼岸花が咲いていた。この花は毎年同じ場所に咲く。一昨年に比べて去年は咲くのが遅めだったのだが、今年も同じような感じで、彼岸を少し過ぎた頃に花の勢いが増す。
9月の猛暑のせいで、開花時期も遅くなり花自体少し元気がないように思う。いつもは白い花も顔を出しているのだが、まだ出ていない。
彼岸花を求めて
今日は彼岸花を見に出かけることにした。コースは藤原京のあたりを通って明日香に行き、桜井から天理を回って帰ってくることにした。
藤原京のあたりは、一昨年、彼岸花が圧倒されるような勢いで群生していたが、去年はそれほどでもなかった。気候の影響などあるのだろう。
駐車場にバイクを停めて、道路を隔てた向かいの田んぼが広がる方に足を向けた。キバナコスモスが群生している場所があり、写真を撮っている人もいる。
ヒガンバナは、キバナコスモス地帯の横にひとかたまり咲いていた。
池に沿って歩いて行くと、稲刈りの終わった田んぼやその横の草むらに、大型の鳥がとまっているのが見える。これはおなじみのダイサギとアオサギ。
茶色の鳥が1羽。トンビのようだ。
見慣れぬ鳥がいると思ったら、キジだった。キジがこんなところにいるのは珍しい。写真に撮ろうと思ったら、気づいたのかどんどん離れていく。かろうじて撮れたのがこの1枚。なんとかキジと識別できるくらいだ。
藤原京跡の中に入ってみた。世界遺産に登録されそうな感じで、そうなればここも平城宮跡のように建物の復元などが進むのだろうか。個人的には、今の自然豊かな広々とした雰囲気が好きなのだが。
藤原京跡の中にも、彼岸花がところどとろ咲いている。
蓮池の手前に、コスモスが咲いていた。ここはコスモスでも有名だが、エリアによって咲く時期が少し違うようだ。コスモスの中に交じるノゲイトウがいいアクセントになっている。
蓮池を越えた向こうの田んぼの回りに彼岸花が勢いよく咲いていた。花の様子を見ると、もっと咲きそうな感じだ。これくらい群生してくれた方が彼岸花らしい。
☆秋の彼岸花②に続く!