三連休初日
今日から三連休ということになる。台風で天気は不安定とのことだったが、朝から晴れて快適な天候。6時頃から、城跡の方を回る長めのコースで朝の散歩をした。追手向櫓の手前の堀端にフヨウの花が咲いていた。花期としては、もう終わりごろになるのだろうか。

町中を通ると、お寺の金言の張り紙が変わっていた。前々回のものは半年近く張ってあったのだが、前回のものはひと月で張り替えになった。張り替えのタイミングは住職さんの感覚で決めるのだろう。ひと昔前に流行った予備校のCMの文句みたいだと思ったのだった。

湖西へ
今日は遠出して、琵琶湖の方にバイクで出かけた。近江舞子のあたりが目的地で、ブログを見返すと、このあたりまで来るのは2年半ぶりくらいになる。
曇り空だが、雨雲レーダーの予報を見ると大丈夫そうだったので、まあ降らないかと家を出た。県道558号線を湖西線に沿うようにして北上し、志賀駅の横の無料駐輪所にバイクを停めた。志賀駅は、トタン板を張ったような外観で、このローカル線の駅といった感じがいい。

志賀駅から琵琶湖沿いに道を歩き、2駅先の近江舞子まで行って、JRで引き返してくるというルート。距離は5キロくらいだが、ぶらぶら寄り道しながら、2時間くらいかけて歩く予定でいる。
気温は22、3度くらいだろうか。歩くのにちょうどいい。琵琶湖の景観も、曇天でいまいちだが、それはそれでいい。

志賀と次の駅の比良の間の湖岸沿いには夏場のリゾート施設のような建物が立ち並んでいる地帯があり、海岸にヤシが植えてあったりする。今の季節は建物も閉まっていて、うら寂しい感じになっている。

水鳥が何羽も湖面に浮かんでいる。遠いから種類は分からない。今の季節なのでまだ冬の渡り鳥は来ていないだろう。カルガモだろうか。

歩いている人はほとんどいない。琵琶湖周辺も風光明媚な場所は多いが、このあたりはそういうわけでもないが個人的には好きな場所の一つだ。途中で猫を数匹見かけた。

比良の駅には寄らずに、湖岸の道を歩き近江舞子のあたりに着いた。近江舞子は琵琶湖でもいちばんの水泳場で、夏場はにぎわう。今年は9月まで暑かったので、彼岸頃まで泳ぎに来る客がいたかもしれないが、今はさすがに泳ぐ人はいない。ただ、連休ということもあってか、遊びに来ている家族連れはちらほらいた。

近江舞子駅から、メインの水泳場と反対側に5分ほど歩いたところにあるホテルの前に、ボタンを押すと加藤登紀子バージョンの琵琶湖周航の歌が流れるようになっているオブジェが設置してある。このあたりに来ると必ず聴いていく。このあたりから、傘が要るか要らないくらいの小雨が降ってきた。近江舞子からJRで志賀まで戻り、バイクでそのまま帰路についた。
