稲刈りも終わり
今日は木曜で仕事休みの日。まだ10月にしては気温高めだが、朝の散歩には絶好の気候。少し長めのコースを歩いた。まだ彼岸花が元気に咲いている。いつもの年より少し咲き始めも遅かった。だが、これからは、今年のような気候が「いつもの年」というようになるのかもしれない。

いつの間にか、半分くらいの田んぼで稲刈りが終わっていた。黄金色の稲穂がなくなると、一挙に風景が寂しくなる。

貯水池の横のフェンス際のアサガオの花は、さらに勢いが増してきた。去年より花の咲いている範囲が広がったようだ。ここのアサガオは、12月後半までいつも花が残っている。

室生へ
今日は室生山上公園芸術の森まで足を運んだ。ここは好きな場所で、だいたい年に2回くらい訪れる。冬場は山の方が道の凍結でバイクは危ないし、夏は猛暑なので、春と秋ということになる。今年はこの前来たのが6月で、かなり暑かった。
名阪国道の脇道になる都祁山道を上ると、気温が下がってくるのが分かる。バイクで走っていて周りの風景で目立ったのはセイタカアワダチソウ。この草が繁茂しはじめると、秋も深まってきた感じがする。外来種であまり歓迎されない植物だが、繁殖力は強い。

やまなみロードから国道165号線に出て、ちょっと道の駅宇陀路室生の方に寄ってみた。ここは近鉄の三本松駅を見上げる位置にあり、すぐ横を宇陀川が流れている。橋の上からの景色は、川の向こうに山が見えてなかなかいい。

橋を渡って歩くと、海神社という海神の姫である豊玉姫を祭神とする神社がああるので、そのあたりまで歩いた。よく晴れて日の光が溢れ、散策するのに絶好の気候だ。セキレイが2羽、仲良さそうにとまっていた。目の下のところまで黒いので、これはセグロセキレイ。

室生山上公園芸術の森
そこから少し165号線を戻り、室生寺の方に向かい山の方に上ると、室生山上公園芸術の森になる。平日だが気候がいいので人はそこそこ来ていた。外国からの方が多かった。ひそかな人気スポットなのだろうか。
今日はちょっと違う角度から写真を撮ってみた。これはピラミッドの島。

カマキリが地面を歩いていた。ハラビロカマキリだろうか。

赤トンボが池の水面すれすれを飛んでいき、影が水面に映る。

小一時間ほど園内を歩いた。散策にはいちばんいい気候だった。最後に園内のオブジェで一番人気の螺旋の水路。来るたびになんとなく写真を撮ってしまう。
山の方から下りてきたら、やはり気温が3,4℃は高いように感じた。
