ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2025年 初秋の風景③

朝の風景

 朝起きたら涼しい。秋の朝という感覚だ。今朝の奈良は最低気温22℃台まで下がったようだ。奈良は盆地型の気候なので、朝が涼しくなるのは早い。

 朝の散歩は、町中を抜けて城跡の方を回った。家の前に朝顔の鉢が出ている。水色の花と赤紫の花。

朝顔の鉢

 城跡の方はいつものコース。3キロほど歩くことになるので仕事のある日はこのコースは歩かない。追手門櫓を左に見て、追手門をくぐり、柳澤文庫の方から柳澤神社のある本丸跡の方を歩く。散歩の人と時々すれ違う。このあたりは朝の散歩にはちょうどいいコースだろう。

追手向櫓

 公園の横から、冬場に水鳥が集まる堀の横の道を下る。オシロイバナがまだ勢いよく咲いていた。白とピンクと黄色の3色がきれいに入り交じっている。真夏はこのコースを歩くと朝でも汗をかいたが、今朝はそんなこともなかった。

オシロイバナ

平城宮跡へ

 今日はひさしぶりに平城宮跡を歩いた。暑くならないうちにと思ったが、着いたのが10時半頃で、かなり気温が上がっていた。平城宮跡は、みやと大通りという公道を境に東と西のエリアに分かれていて、駐車場は東エリアの北端にある。バイクを置いてぶらりと歩く。今の季節、東のエリアはオギが人間の背丈ほどに育って繁茂している。

オギが繁茂する宮跡

 第二次大極殿跡は基壇だけが復原されている。その上から東の方を眺めた景色がいい。大仏殿の屋根の向こうに若草山が見える。今、観光客が溢れているのは奈良公園のあたりだが、奈良時代の都がそちらの方にあったと思っている人もいるかもしれない。

平城宮跡から見た若草山

 同じく第二次大極殿跡から見た第一次大極殿の復原された建物。

第一次大極殿

 大通りを渡って西側のエリアの方に向かった。こちらのエリアでは、大極殿の南側の大極門のあたりの復原が行われている。大極門は3年前に完了して、今は東楼の工事の最中だった。春に来た時よりも工事が進んでいて、完成に近づいているような印象だった。

工事中の東楼

 西側のエリアからは、近鉄の線路越しに朱雀門が見える。つまり宮跡の中を私鉄の線路が通っているわけだ。宮跡を避けるように。線路を南側に移動させるという工事計画が前知事の時に立てられていたが、知事が変わり中止となった。個人的には工事の中止は賛成で、いくらなんでも税金を使いすぎるし、朱雀門の前を近鉄電車が通るというアングルの風景がむしろ好きであったりするのだった。

 最後に東院庭園のあたりまで歩いた。朝の散歩と合わせて歩数計は1万歩を超えていた。

電車が通る宮跡