橿原市昆虫館へ
土日は雨模様という予報だったが、なんとか今日は曇り空ながら天気が持ちそうだったので外出。ひさしぶりに橿原市昆虫館に足を運んだ。昔、昆虫少年だった私には、なかなか魅力的な施設だ。
外の第二駐車場の横に紫陽花が咲いていた。
今日はやけに来館者が多かった。梅雨空なので、アウトドアの遊び場より、こういう館内で楽しめるところがいいのかもしれない。
1989年開館の施設だが、15年前にリニューアルされてから、展示がいちだんと充実している。じっくりと説明を見ながら回ると、子どもが結構な昆虫博士になれそうな感じだ。入口の生き物タイムトンネルを抜けると標本展示室になる。
標本展示室には体験コーナーもあり、子どもが興味をもつように工夫されている。ここの海外の昆虫の標本は何回見てもいい。特に蝶は美しい。
外国産の昆虫は、日本とはサイズ感が違う。これはゴライアスオオハナムグリというやつだた。驚くほどばかでかい。写真にしたら大きさが分かりにくいのが残念。
標本展示室を抜けると生態展示室があり、子どもが好きなカブトムシが、海外産のものも含めて飼育ケースの中を動いている。
放蝶温室
なんといっても、昆虫館のいちばんの見どころは放蝶温室で、たくさんのチョウがひらひらと待っている中を観察しながら歩くことになる。掲示によると、6月1日現在で980匹のチョウがいるとのこと。掲示には蝶の写真と名前も書いてあるので、目の前を飛んでいるチョウの種類が分かる。これはオオゴマダラ。大きくて数も多い。
これはシロオビアゲハ。
これはリュウキュウアサギマダラ。
これはツマベニチョウ。
放蝶温室を出て新館の方に行くと、体験コーナーで、オオムラサキを近くで見て、触れられるという体験企画をやっていた。下の写真は係の方の手にとまっているオオムラサキ。ちなみに青っぽいのがオスで黒っぽいのがめすらしい。
ひさしぶりに昆虫館に来て、満足の日だった。