大和民俗公園の花菖蒲
この土日は梅雨空で、二日とも雨模様だ。ただ、土曜日に一日中家にこもっているというのもいやなので、午前中の1時間ほど、雨のやみ間を見て、近場の大和民俗公園まで出かけた。
ここの花菖蒲園は、一時期はすっかり花がなくなっていたが、2年ほど前から花が見られるようになった。ちょうど今が見頃なので、花菖蒲園に向かった。小雨が降ってきたが傘が要らないくらいだ。今日は水車小屋の水車も回っていた。
10日ほど前に馬見丘陵公園の花菖蒲を見たので、比べると全体の華やかさは見劣りするが、花の自然に咲いている感じはいい。花の横に立っている木札に名前が書いてある。これは待賢門。ベーシックな青紫。
これは薄い藤色の花で、玉宝蓮。
同じ紫でも、これは赤味がかかった紫の花で、榮紫。
白い花で、浮寝鳥。
花びらの形から付けられた名前だろうか、揚羽。個人的にはこの花がいちばん好きだった。
大和民俗公園の紫陽花
花菖蒲園から、園内をぐるりと一周。一周といっても馬見丘陵公園をまわる半分も歩かないので、運動というほどでもない。ちょうど今は紫陽花の季節でもあるので、きれいに咲いていた。ここの紫陽花は散策路ぞいに自然な感じで咲いている。ガクアジサイが目につく。
ガクアジサイといっても、よく見ると花のつき方に違いがある。
われわれが普通紫陽花と呼んでいるのは西洋アジサイで、これも咲いているが、ぎっしりとかたまって咲いてはいない。
紫陽花は青っぽいのと赤っぽいのがあるが、咲いている場所の土壌にもよるらしい。赤すぎるのは、あまり好きではないが、下の写真くらいのピンクはいい。
白い紫陽花もあり。それはそれで上品な感じがする。
1時間ほど歩いて、雨が強まりそうだったので帰路についた。帰りの道で、50㏄バイクでノーヘル、二人乗り、信号無視(歩車分離信号で歩行者信号が青の中走る)の若者が走っていた。パトカー通れと念じたが通らなかった。