朝の風景
5月も今日で終わり。梅雨入り前で、近年、今頃の時期はかなり蒸し暑くなっているのが普通だが、今日は肌寒い。曇り空で、最高気温も22℃くらいまでしか上がらないようだ。
土曜日なので、ゆっくり朝の散歩に出かける。まだ田植えは始まっていない。サギが1羽とまっていた。うちの近所は池が多いので、サギは一年中よく見かける。色合いからアオサギかと思ったが、どうも姿形が違う。アオサギより小ぶりで、首が伸びておらず、色合いはくっきりしている。写真に撮って、帰ってから画像検索すると、ゴイサギらしい。それほど珍しい鳥ではないようだが、うちの近所では見たことがなかった。
斑鳩へ
天気がよかったら遠出しようかと思っていたが、肌寒くどんよりと曇っていたので、近いところでひと歩きしようと、斑鳩の方に出かけた。いつものように、法輪寺の前の大きな駐車場にバイクを停めて、いかるが溜池の方に向かって歩く。ひと月半ほど間が空くと、咲いている花も変わる。家の前に真っ赤な花が一面に咲いていた。これも後で画像検索するとブーゲンビリアと出てきた。
それから、キョウチクトウも開花していた。これからの季節の花だ。
これからの季節の花といえば、紫陽花がそうだ。小さな紫陽花が遠慮がちに咲いていた。この花は梅雨の雨に濡れているイメージが強い。
いかるが溜池の周りを一周。池にはカルガモが群れにはならず、ポツリポツリと単体で泳いでいた。池のすぐ横にはゴルフ場のコースがあり、フェンスで仕切られている。池に沿って桜並木がある。桜の季節に一度来てみようかと思うのだが、毎年時期を逸してしまう。
池の脇の木に、赤黒い実をつけている木があった。これは桑の実(マルベリー)。なかなかいい色をしている。
法隆寺まで歩く
今日は法隆寺まで歩いた。法輪寺の前から出ている遊歩道を通り、天満池の横を抜けると法隆寺の方に出られる。遊歩道の横には真っ赤なヒナゲシの花が咲いていた。
遊歩道の横の池には、カルガモとカイツブリが泳いでいた。カルガモの親子はよく取り上げられるが、これはカイツブリの親子。カイツブリ自体小ぶりの鳥なので、子どもはさらに小さい。
法隆寺近辺は、参拝客がそこそこいた。奈良の東大寺近辺は、外国人観光客であふれそうになっているが、斑鳩はまだ落ち着いた雰囲気を保っている。中には入らず、元の道を戻る。いい運動になった。