初夏の霊山寺
昨日の続きです。
霊山寺のバラ園を見た後、ぐるりと境内を回ってきた。境内はかなり広く、奥の院まで足を延ばすとしっかり歩いたという感じになる。
バラ園が有名だが、今の季節は他の花も境内を彩っている。これはツツジの仲間で、カルミア。ちょうど開花に向かうところだった。
薬師湯殿の建物の横に咲いていたのはシャクヤク。これも今の季節の花だ。
白いヤマボウシの花も咲いていた。春に色づくもみじと青葉とで、色のコントラストがいい。
サツキツツジは、5月から6月が開花期なので、まだ咲きかけだった。この花はサツキという名にしては開花が遅いようだがこれは旧暦の五月に咲くかららしい。
本堂は鎌倉時代に建立された建物で国宝。この日はふだん非公開の仏像が公開されていたので、しっかり参拝してきた。内部の撮影はもちろん不可なので、本堂の写真だけ。
重要文化財の三重塔もすばらしい。このあたりには誰も人がいなかった。せっかくきたのに、バラ園と本堂くらいで帰る人も多いのかと思った。
奥の院まで
最後に奥の院。奥の院は、本堂からさらに1キロくらい歩き、坂道を上って階段を下りたところにあるので、かなり頑張って歩かなくてはいけない。途中の参道の脇に、ヤマツツジが咲いていた。
奥の院まで行って戻ったら、かなり汗をかいていた。バラを見て参拝するだけでなく、いい運動になった日だった。