大王崎
昨日の続きです。
賢島から2駅戻り鵜方駅で下車。バスで大王崎へと向かった。鵜方駅は志摩スペイン村のお膝元とあって、スペイン村のご陽気な宣伝パネルがある。
大王崎は、3月に足を運んだばかりだが、私は気に入った場所は何回でも再訪したい方なので来てみた。また同じ場所でも、再訪すれば違った一面が見えるものだ。
バスに20分ほど乗って、大王崎灯台というバス停で下車。このあたりの海の景色はやはり美しい。
灯台の方に向かって歩く。ゴールデンウィークだけあって、3月に来た時より観光客の姿は多かった。
一度来たことのある場所なので、既視感があるのだが、気に入った場所はその感覚が心地よい。灯台に向かって上る坂道の途中にある「八幡さん公園」からの眺望が、いちばんすばらしい。ここには絵かきの像もある。
絵かきの像を入れて灯台を撮ると、前に来た時とほぼ同じアングルの写真になってしまった。
灯台と反対側の海の情景もすばらしい。まさに風光明媚とはこのこと。
狭い坂道をさらに上っていくと、灯台が見えてくる。灯台の横には灯台資料展示室があるので、そこから入った。
螺旋階段を上っていくと、灯台の最上部までたどり着く。この日は海からの風がかなり強かった。
灯台を越えてさらに海沿いの散策路を行くと、ぐるりと回って波切漁港の方に着くことは、前に来た時分かった。道は最初、海岸の方にずっと下っていく。したがって、今上ったばかりの灯台が見上げるような位置に見える。
海岸から石段を上っていくと波切神社が見える。境内の石灯籠の形がおもしろい。これはなんとなくゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじに見えた。
散策路をぐるりと回って歩くと、元の漁港の方に戻る。アップダウンがあるのでいい運動になった。
1時前くらいになっていたので、バスが来るまでに、近くの食事処で昼食をとって帰路につく。天気がよく、いい1日だった。