近鉄週末フリーパスで伊勢志摩へ
昨日は雨模様だったが、ゴールデンウィーク後半の今日からは好天になるという予報が出ている。伊勢志摩の海を見たくなって、近鉄週末フリーパスを買った。5千円で土日をはさむ3日、近鉄全線乗り放題というすぐれものの切符だ。今日は家の者も同行する。
始発電車で出発し、志摩線の終着賢島まで行き、そこから鵜方まで引き返して大王崎灯台という流れで行くことにした。普通に切符を買えば、これだけで5千円を少し超えてしまう。
橿原線から、大和八木5時52分発の伊勢中川駅に乗り換え。今の季節はこの時間で十分明るい。伊勢中川、鳥羽で乗り換えて、賢島に着いたのが9時過ぎ。
賢島
賢島では、2016年にG7伊勢志摩サミットが開かれた。賢島駅の2階は伊勢志摩サミット記念館になっていて、当時の資料や会議用円卓などを展示している。
円卓は、当時の安倍首相が座った席だけが横向きになっていて、そこに座って記念撮影もできる。私も後で座って撮ってみた。
これは駅の横の芝生広場に建てられてていた像。
駅を出て、海辺を散策。賢島には2年前の初夏にも近鉄のフリー切符で訪れたのだが、その時は、ちょうどG7三重・伊勢志摩交通大臣会合というものが開催されており、警備の警察官があちらこちらに立っていてなにか落ち着かなかった。今日はそういうこともなく、のんびりと美しい海の景色を楽しみながら歩けた。
遊覧船の発着所があり、船が行き来している。このあたりは昔に比べるとややさびれた感のある観光地だが、さすがに連休の最中とあって人はそこそこ訪れていた。
これはスペインの大航海時代の帆船をイメージした遊覧船。
海鳥が舞い飛ぶ海岸の風景というのは、海なし県の奈良に住む者にとっては、新鮮に目に映る。
賢島を1時間ほど歩き。大王崎の方に向かった。