奈良カエデの郷ひらら
昨日の続きです。
宇陀松山の町を出て。目的地の奈良カエデの郷ひららに向かった。ここは秋はもちろんだが春もみじが美しい。一昨年は、色づきが早い年だったので、いちばんきれいな時期を過ぎていた。去年はブログにも書いたが、途中でスマホを落としてたため、あまり落ち着いて紅葉を見られなかった。というわけで今年こそはいちばんいい感じで春もみじを見ようと思って来た。
カエデ園は旧宇太小学校の校舎の裏にある。いつもは校舎を2階までぐるりと歩いてからカエデ園に入るのだが、今日は2階が貸し切りになっていて、上れなかったので1階だけ。
壁面になつかしいEXPO70。45学年度卒業生と書いてあるので、昭和45年卒業生の卒業制作だろうか、私よりまだ少し上の年代になる。夢の形も昔と今では変わってきた。そもそも今は夢があるのだろうか、などと考える。
カエデ園
カエデは美しかった。ちょうど新芽がでていて、青葉と春に紅葉するカエデの色の対照が鮮やかだ。天気も晴れていてよかった。
カエデ園のすぐ横が旧校舎になっているので、カエデ越しに校舎が見えるような感じになる。校舎の窓からは女の子のにぎやかな声が聞こえる。今日借りているのはどこかの学校の団体なのだろうか。
ここのカエデは、すべて木に品種名を書いたプレートが付けられているので、名前が分かる。一口にカエデといっても、色も葉の形も異なる。いくつか紹介。
これは「紅七変化」。みんな、和名はなかなかしゃれている。
これは春に紅葉する品種で、「PURPLE GHOST」。春に赤くなるカエデも結構多い。
細長い葉が密集するようになっているカエデ。名前は「関守」。
これはちょっと変わった感じに色づいている。名前は「ARIENDA」。
これは「京の秋」。
これは「オワナギ碁石」。
これらはシダレモミジというのだろうか。細長い葉が密集して伸びている。
春もみじを味わうことができた1日だった。