平城宮跡へ
昨日のできごとです。
3月終わりの日曜日。まだ桜は見頃を迎えていないが、平城宮跡に出かけてみた。ここも普段は人が少ないが、桜の時期は花見の人でいっぱいになる。
駐車場の横に白い花をつけている木があったが、これは桜ではなくハクモクレン。この花も今が開花時期だ、桜より少し早く咲き始める。
冬場はオギの群落が宮跡内を埋め尽くすように広がっているが、春先にきれいに刈り取られ、今は少しだけ残っている。その向こうに若草山が見える。
東院庭園の方に行ってみた。宮跡のいちばん東端にあるのであまり人はおらずいつもひっそりしている。
宮跡の桜
ここの桜はすべてソメイヨシノだ。前日の大神神社は同じソメイヨシノでも七分咲きくらいになっていたが、まだ三分咲きくらいだった。
桜が並木のように連なっており、来週末くらいがいちばんの見頃だろうか。気温も上がり、弁当を持った家族連れなどで芝生の上もいっぱいになるのだろう。
桜の向こうに復元された大極殿が小さく見える。
もう少し大極殿に近づいて1枚。満開になると、白い花の重なりが分厚く覆うように見えるのだろう。
宮跡内を近鉄電車が走り抜ける。これもおなじみの風景。世界遺産内を電車が走っているのは平城宮跡だけだろう。
宮跡内をひとしきり散策して帰路についた。3月最後の日曜日はちょっと肌寒い日だった。