津の海岸
昨日の続きです。
フェニックス通りをずっと進むと海岸に出る。実際歩くと、事前にグーグルマップで見たよりも遠く感じた。
さて、津の海だが、前日に大王崎で絶景を見ているだけに落差を感じるのではないかと思っていたが、そんなことはなかった。どんな海岸にもその土地の表情があり、よさがあるということが分かった。
海岸は砂浜で、ひたすら大海原が広がっている。
防波堤防が長く延び、その横がそこそこの道幅でコンクリートの散策路になっていて、歩いている方やランニングしている方もおられた。
右手の方を眺めると、突堤の向こうにクレーンなどの機器が見える。これはどのあたりだろうか。土地鑑がないので分からない。
海岸沿いの歩道をずっと北の方に向かって歩いた。海岸に波が打ち寄せる。海水浴や潮干狩りなどによさそうな砂浜。
砂浜にはやけにカモメが多かった。砂浜にうじゃうじゃといった感じでたむろしている。なぜそんなにたくさんいるかは分からない。
見慣れない水鳥がいる。頭頂部の毛が逆立ったようになっている。後で調べるとウミアイサという鳥らしい。
三重大学へ
津には三重大学がある。私は大学のキャンパスを見るのが好きなので、ちょっとのぞいてみた。今は大学の構内へ入るのも、昔に比べてセキュリティーが厳しくなっているが、地方の国立大は比較的ゆるやかなのではないかと思った。
三重大学は五学部があり、何とか総合大学に入るくらいの大学だ。これは大学病院の建物。駐車場が広い。ガラガラだと思ったら、この日は日曜なのだった。
大学構内は、徒歩で普通に入ることができた。春休み中の日曜とあって、部活動をしている学生が少しいるくらいでキャンパス内はひっそりしている。建物は想像していたより新しく立派だった。
私の出た地方の国立大学は、今からもう40年以上昔のことだが、観光地の中にあったので、観光客がキャンパス内を普通に歩いていた。昭和の終わり頃だったが、まだまだおおらかだった。今は移転していて、そんなことはない。
三重大学はどちらかといえば理系よりの大学というイメージがある。文学部の国文出身という超文系人間の私は、理系の研究施設にはあこがれるところがある。
大学のあたりから近鉄の津駅まで歩いたら疲れた。後で地図を見直すと、隣の江戸橋駅の方がずっと近いことが分かった。
津からそのまま帰路についた。