ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

冬の大阪ベイエリアを歩く ①

大阪ベイエリアへ

 今日は気温が13℃くらいまで上がるという予報が出ている。来週はまた冬に戻るようだが、とりあえず春めいた気候になる。

 梅を見にどこかにと思ったのだが、どこもまだ咲いていない。というわけで、久しぶりに大阪ベイエリアのあたりを歩くことにした。ATCや野鳥園がある咲洲地区は、好きな場所の一つで、時々足を運びたくなる。

 まず天王寺まで出て、エンジョイエコカードを購入。土日祝はこのカード1枚620円で、大阪の地下鉄とシティバスが乗り放題という優れものだ。ただし最近開業した大阪万博の最寄り駅である夢洲は対象外のようだ。

 天王寺から御堂筋線に乗り、大国町で乗り換え住之江公園駅へ。そこからはニュートラムとなる。住之江公園駅の地下鉄からニュートラムへの乗換のエスタレーターがやたらと長く、その景色も結構気に入っている。

住之江公園駅のエスカレーター

 ニュートラムは自動運転なので、運転手はいない。この路線はベイエリアを走るので、眺めがすこぶるいい。今日は先頭車両のいちばん前の席に座れたので、前面の風景がよく見えた。

ニュートラム前面からの景色

コスモスクエア

 終点のコスモスクエア駅で降り、海岸を歩いた。海沿いに遊歩道がずっと続いていて、海の眺めがものすごくいいのだが、いつ来ても散策している人は少ない。このあたりは、かつて大阪市が開発を進めたが、バブルが崩壊し開発計画が頓挫した場所であり、近年盛り返してはいるものの、ちょっとうらぶれた感じが漂う場所でもある。もっとも、私はそういうところが気に入っているのだが。

人がいない海岸沿い

 舞洲方面の景観。前を船が通って行く。

舞洲方面の景色

 これは天保山エリア。このあたりは海遊館があり、家族連れやカップルなどでいつもにぎわっているイメージがある。私は咲洲エリアの方が好きだ。

天保山エリア

 これは夢洲エリア。大阪・関西万博が行われるのはこのエリアだが、会場はこの写真の左手の奥あたりになる。

夢洲エリア

 少し野鳥園側に遊歩道を歩くと、万博の大屋根リングが見えてくる。私も家の者の分もいっしょに前売りチケットを買った。7月18日までに1回入れるという前期券。チケット購入の面倒くささについては散々言われているのでここでは割愛。

 私は1970年の万博も行った世代だが、あの会場の跡地は今でも有効活用されている。

大阪万博の大屋根リング

 これは「なにわの海の時空館」の巨大ドーム。この施設は大阪市の負の遺産の象徴のように言われているが、再整備の話もあるとか。右に見える高層ビルはコスモタワー。

なにわの海の時空館

☆明日に続く!