ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2025年 冬の風景 ⑩

寒波去らず

 強烈な寒波が続いている。先週くらいの予報では、週末の今日くらいから少し緩んでくるはずだったのだが、今朝は一段と冷え込みが厳しい。今朝の最低気温がマイナス3℃くらいまで下がった。奈良の冬の朝は冷えるのだが、ここまで下がることはあまりない。

 7時頃から朝の散歩。びっしりと池に氷が張っている。

氷がびっしりと

 近鉄電車が走っていく。奈良県民の貴重な足。

近鉄電車

 散歩コースには池が多い。ハクセキレイが氷の上をちょこちょこ跳ねるように歩いているのはいつもの光景。今朝は氷がぶ厚かったのか、オオバンも氷の上を歩いていた。

氷上のハクセキレイ

 広い池にはカルガモが数羽だけ泳いでいた。見ていると、遠くに白い鳥が見える。サギではない感じなので、とりあえず撮ってみた。デジカメのクリアに写る距離を超えているので写りは悪いが、ミコアイサのようだ。うちの近所ではあまり見かけない水鳥。

 気温が低く、風も強かったので、歩いても全然体が温もらない朝の散歩だった。

ミコアイサ

馬見丘陵公園の野鳥(水鳥編)

 今日は昼過ぎになって天気がよくなってきたので、ちょっと外に出ようと馬見丘陵公園まで足を運んだ。気温は12時頃で3℃くらいと低いが、太陽が顔をのぞかせ、風が弱いので寒さはどこまでは感じない。

 今日は河合町の公民館の駐車場にバイクを置いて、北エリアに通じる緑道を歩いた。土曜日だが、さすがにこの寒さなのでぶらりと散策と言う感じの人は少ない。いつもなら家族連れでにぎわっている芝生広場も、がらんとしている。

人のいない芝生広場

 花は、今がいちばん少ない時期だろうか。山茶花もひと月ほど前に来た時と比べると、盛りを過ぎた感じになっていた。

 冬場は野鳥観察や撮影のシーズンというわけで、大きなカメラを持って歩いている方が何人もいた。今日は私も、散策しながらポケットのデジカメで鳥を撮っていた。よく見かける鳥ばかりだが、家に帰ってから見ると、結構撮れていた。というわけで、今日は水鳥編。

 まずは、おなじみのカルガモ。カルガモは渡り鳥ではないのだが、この池では夏場は姿を見ない。

カルガモ

 マガモは大きな群れになって泳いでいた、

マガモの群れ

 餌を採る時に、水中に顔を突っ込んでグルグル回っているハシビロガモ。

ハシビロガモ

 草むらで、餌を採っていたヨシガモ。

ヨシガモ

 これも草むらで餌を採っていたオオバン。

オオバン

 色はどう見てもグレーなのだが、なぜかこの呼び名があるアオサギ。

アオサギ

 最後にカワウ。水鳥以外の鳥の写真はまた明日にでも。

カワウ