玉桂寺の紅葉
昨日の続きです。
湯船森林公園から信楽まで、バイクでのんびり走って30分くらい。いつもは陶芸の森の方に向かうのだが、気分を変えて、この日は玉桂寺の方に先に行ってみた。ここは淳仁天皇の保良宮跡に建てられたという縁起をもつ、歴史のある寺だ。寺の前の紅葉もきれいに色づいている。
寺に入る。この寺は、まず目を引くのが正面の大きな不動明王像。寺の中の紅葉と不動明王像をうまくマッチングさせて写真を撮ろうと思うが、なかなかいいアングルがない。とりあえずこんな感じ。
境内の本堂の方には、黄色く色づくカエデの木が立っていた。
寺を出たところから少し坂を上ったところに、「保良の宮橋」という吊り橋があるので上ってみた。初夏に来た時は橋の向こうは一面新緑だったが、今は木々が色づいている。
ちょうどこの橋の上から、信楽高原鐡道の玉桂寺前駅のホームが見える。ちょうど橋に上る直前に列車が通り抜けたところだった。列車と紅葉でいい写真が撮れたのにと思ったが仕方ない。あきらめて列車なしで1枚撮って、橋から下りて歩き始めたところに、逆方向の列車が来て、また撮り逃した。信楽駅から折り返すので、それほど時間を置かずに来たのだった。ちょっと悔しい。
信楽陶芸の森
玉桂寺を出て、陶芸の森に向かった。ここは隠れた紅葉の名所で、ちょうどいちばん紅葉の見頃だった。この日は陶芸館で「躍動するアジア陶磁」という特別展をやっていたので、それを観てから紅葉見物。これは陶芸館の前の紅葉。陶器のパンダの背後の葉が真っ赤に染まっている。
いちばんきれいに染まっているのが下の産業展示館の前だった。陶芸を見に来て、紅葉の美しさに気づくという人もいるかもしれない。ツツジだろうか、植え込みの灌木の葉もきれいに染まっているので、一面赤く染まっているように見える。
もう1枚。こうやって写真に撮るとあまり変わりばえしない。
角度を変えて最後にもう1枚。
この日は和束から信楽まで、紅葉を堪能できた日だった。