晩秋の大和民俗公園
昨日の続きです。奈良カエデの郷ひららに紅葉を見に行った帰り、時間もまだ昼過ぎだったので、大和民俗公園のあたりを少し散策した。木々はさすがにかなり色づいているようで。古民家集落の横の植え込みもいい感じに染まりかけていた。
橙色の小さな実をつける灌木があった。これはピラカンサスらしい。直径5ミリくらいの小さな実なのだが、写真を拡大すると、ちょっと柿のように見えたりする。
この公園には復元された古民家集落が何か所かあるが、奥の芝生広場に近い宇陀・東山集落のあたりはまだ木々が青々としていた。
紅葉も始まりかけており、かなり赤く染まっている木もあった。
ススキがまだきれいに生えていて、先にカマキリがとまっていた。ススキとカマキリという取り合わせも珍しい。
矢田自然公園子どもの森
大和民俗公園を出て、帰りに矢田自然公園子どもの森の方まで少しだけ足を延ばした。ここは晩秋になるとラクウショウ(和名、ヌマスギ)がきれいに色づく。ただ、今年はやはり季節の推移が遅いのか、色づいているのはいちばん奥の1本だけだった。せっかく来たので、あおの1本に焦点を合わせて1枚。
堀端のカモ
最後に、朝の散歩の時の風景。城跡から堀端の道を歩いたのだが、堀の水が抜かれたままでまだ端の方にしか水がない。例年、冬にはヒドリガモとハシビロガモが大きな群れをなして渡ってくるのだが、どうするのだろうかと心配になる。この日は、マガモが数羽と、珍しくホシハジロが1羽交じって泳いでいた。