晩秋らしく
昨日からやっと晩秋らしく朝から冷える気候になった。朝の散歩も、すこし上から着こんで歩くことになる。あまり変わらぬ風景。アオサギが1羽、池の横を悠々と歩いている。この鳥は、羽の色は灰色なのになぜかアオサギという。
貯水池の横のアサガオはまだ勢いよく咲いている。去年は最後のひと花が12月後半まで咲いていたが、年は越さなかった。今年はどうだろうか。
晩秋の平城宮跡
昨日は仕事休みの日なので、ひさしぶりに平城宮跡あたりをひと歩きした。奈良公園周辺は近年人が多すぎてうんざりするが、平常宮跡はひっそりとしている。今の季節はオギが一面に生い茂っていて、なかなかいい眺めだ。
若草山をバックにして撮るとこんな感じ。なかなかいい。
平城宮跡は、真ん中を南北にみやと通りという車も走る公道が通っていて、通りの西側のエリアはどんどん建物の復元が進んでいる。第一次大極殿の建物も、復元されたのは15年ほど前だ。
東エリアの第二次大極殿跡は、建物の基礎部分だけが復元されている。私はこれくらいの方が、都の跡という感じがして、景観的には好きだ。
モズが11羽、木の枝にとまっていた。晩秋に似合う鳥。
水上池
平城宮跡から北に一条通を越えて少し歩くと水上池がある。ここは冬季は水鳥がたくさん渡ってくることで知られている。池の周りを歩いてみた。
少しまだ時期が早いせいか、それほど鳥の姿は見られなかった。今日見かけたのは、まずマガモ。小さい群れで泳いでいた。
杭の上に集団でとまっているのはカワウ。これはどの季節でもいる。
杭の端にはジョウビタキのメスがとまっていた。これも冬の鳥。ジョウビタキとツグミはよく見かける冬鳥だが、ジョウビタキの方が早い時期に姿をよく見る。
明るい紫の実をつけている灌木があった。名前が分からないので、後で調べるとコムラサキだった。
あまり歩きすぎると足が痛くなるので、適度に散策して帰宅した。