赤目へ
8月も終わりに近づいた。今日は土曜なのでちょっと遠出しようと思い、赤目の方に出かけることにした。赤目は去年の夏以来なので1年ぶりだ。今年の4月に赤目四十八滝の入口にある日本サンショウウオセンターが、赤目滝水族館としてリニューアルオープンしたというのでちょっと楽しみでもあった。
バイクで交通量の少ない山の中を抜けて行くことにして、やまなみロードから笠間峠を越えていった。このルートは近道でもある。笠間峠から東の山々を眺めると雲が多い。天気はやや下り坂の様子。
赤目の滝に近づくと土産物店などが並ぶ情景は以前の通りだが、以前は有料だった駐車場がすべて無料になっていた。これは水族館のオープンに合わせ、観光客が訪れやすくするということでそうなったとのこと。バイクをとめ、渓谷へと続く道を歩くと、水族館が見えてくる。
赤目滝水族館
赤目滝水族館の入館料は1000円で、それが渓谷への入山料も合わせた料金となっている。水族館自体はたいへん小ぢんまりしたもので、以前の日本サンショウウオセンター時代の方がオオサンショウウオの水槽は多かった。今は「赤目四十八滝の自然と繋がる水族館」をテーマに、赤目にする生物を中心に展示している。
入口の水槽にいるのは看板魚の「アカメ」。光の反射によって目が赤く見ええるらしい。
これはナガレヒキガエル。その他、渓流に生息する魚の水槽がいくつかあった、
赤目の滝
今日はできるだけ奥の方まで歩こうかと思っていたが、やはりアップダウンの多いコースで足が疲れ、百畳岩を越えて斜滝のあたりまで歩いて引き返してきた。
さすがにここは四十八滝の名前を冠するだけあって、自然が演出した滝のテーマパークといった感じがする。それでは入口から順番に滝の写真を。
不動滝。王道を行く滝といった感じ。
乙女滝。なぜこの名前なのかは分からない。
千手滝。千手観音の手のように流れが幾筋にも分かれているからか。
布曳滝。高い所から一本筋を引くように真っすぐに水が落ちている。
陰陽滝。落差は大きくないが、横に広く勢いよく水が流れ落ちている。
姉妹滝。二筋の滝が姉と妹といったところだろうか。
柿窪滝。小さな滝だが水の勢いはいい。整った感じの外観。
骸骨滝。名前の由来を後で調べると、滝の横の大きな岩が骸骨に似ているかららしい。ちょっとアングルが悪かったか。
最後、斜滝。このあたりまで来て引き返した。戻ったら結構足に来ていたので、いちばん奥まで行かないで正解だった。