生野銀山へ
昨日から盆の休みに入った。青春18きっぷがあと3回分残っているので、このあたりで使おうと思い、思いついたのが生野銀山。ここは今まで行ったことがない。最寄り駅は播但線のJR生野駅。播但線は姫路から出ていて、始発で出ると姫路に8時前に着くはずなので、結構早く到着できると思いきや、ネットで時刻表を検索すると到着は11時1分。始発で出ても7時台に出ても到着時刻は変わらない。これは播但線が姫路から途中の寺前駅までは結構出ているのだが、その後極端に列車の本数が減るため。まあ、18きっぷでローカル線を旅する時よくある話だった。
今回は家の者と一緒に出かける。18きっぷは複数人数でも同一行程をとる場合は使用できて。人数分の回数を消費することになる。始発の次くらいの列車に乗って、途中下車を2回はさみながら出かけることにした。日は少し短くなり始めているが 、5時半ごろにはもう明るい。
姫路
大阪から姫路は新快速や快速が走るので早い。姫路着が8時21分。ここでひと息入れて途中下車。駅前から姫路城が見える。
姫路は兵庫県では神戸市に次ぐ大都市だ。駅構内も人が多い。目立つ場所にストリートピアノが1台設置してあった。この場所で弾くのはかなり度胸が要るだろう。
姫路駅からは播但線に乗り換える。姫路は播但線、姫新線というローカル線の起点でもある。ちなみに、東海道本線から播但線、姫新線に乗り換える際、改札内からさらに自動改札を通って行くことになる。これはおそらく無人駅の多いローカル線の不正乗車防止のためだろう。播但線の列車は近鉄電車の小豆色より少し薄いくらいの赤い車体で、2両編成。
次の下車駅は播但線の乗換駅である寺前。ここで40分ほど時間があるので途中下車。なかなかしゃれた外観の駅舎だ。初めて降りる駅というのは、ちょっとワクワク感がある。
ちなみに、播但線の寺前からの時刻表は下のような感じ。赤字が特急なので、北に向かう普通列車は、昼間の時間帯は2時間に1本になる。
寺前駅のある神河町は観光にも力を入れているのか、駅前に観光案内所があり、駅の待合室もきれいに整備されていた。観光案内所前など、いたる所に置かれているのが、町のマスコットキャラクターのカーミン。うさぎのように見えるが、森の妖精だとか。
待ち時間を利用して、少し町を散策。播但線は日本海側に向かって延びている路線だが、このあたりまで来ると周囲は山が多い。町の近くまで山が迫っているという感じになっている。
寺前から10時41分発の列車に乗って目的地の生野銀山のある生野駅に向かった。ここから列車は1両編成になる。車体の色は今度はオレンジ色っぽい赤。20分ほど乗って生野駅に到着した。
☆生野銀山編②に続く!